江戸川区南篠崎町にあるキリスト教会です

日本バプテスト連盟 篠崎キリスト教会

2007年4月11日祈祷会(サムエル記上29〜30章、ダビデの主への回帰)

投稿日:2019年8月21日 更新日:

1.追い詰められるダビデ

・ペリシテに逃れたダビデは、王の命令によりペリシテ軍の中に組み込まれ、祖国イスラエルの討伐軍に加わる。その時、ペリシテの武将たちから不満の声が出る「このヘブライ人は何故ここにいるのか。彼は敵ではないか」。
―?サムエル29:3-5「ペリシテの武将たちは尋ねた『このヘブライ人らは何者だ。・・・この男は帰らせるべきだ。彼をもともと配置した所に戻せ。我々と共に戦いに向かわせるな。戦いの最中に裏切られてはならない。・・・サウルは千を討ち、ダビデは万を討ったと人々が歌い踊ったあのダビデではないか』」
・こうしてダビデはイスラエル討伐軍から離脱する。神は敵を用いて、ダビデを自分自身から、自分の使命の不忠実から救われる。全ては主の経綸の元にある。私たちはあわてて判断して、物事の本質を誤ってはいけない。
―?サムエル29:11「ダビデとその兵は朝早く起きて出発し、ペリシテの地へ引き返して行った。ペリシテ軍はイズレエルに向かった」。
・本拠地に戻ったダビデを待っていたのは、新たな苦難だった。アマレク人の襲来で家族も財産も略奪されていた。これまでダビデに信頼して従ってきた者たちの中に、ダビデの指導に不満を持つものも現れた。
―?サムエル30:3-6「ダビデとその兵が町に戻ってみると、町は焼け落ち、妻や息子、娘たちは連れ去られていた。ダビデも彼と共にいた兵士も、声をあげて泣き、ついには泣く力もなくなった。・・・兵士は皆、息子、娘のことで悩み、ダビデを石で打ち殺そうと言い出したので、ダビデは苦しんだ」。
・苦難の中でダビデは主の御名を呼ぶ。神から離れ自己の才覚に頼って、ペリシテの中で生きてきたダビデも切羽詰って、御名を呼んだ。人は痛みを覚えないと神の御名を呼べない。これが現実だ。だから痛みが与えられる。
―?サムエル30:7-8「ダビデは主に託宣を求めた『この略奪隊を追跡すべきでしょうか。追いつけるでしょうか』。『追跡せよ。必ず追いつき、救出できる』という答えであった」。

2.苦難の中で主の御名を呼ぶ

・「苦難の中で御名を思い起こせ」、聖書が繰り返し伝える使信だ。放蕩息子も財産を使い果たし、豚のえささえ欲しがる状況に追い込まれて、御名を叫んだ。教会から離れた人も御名を思い起こせば、戻ることが出来る。
―ルカ15:16-19「彼は豚の食べるいなご豆を食べてでも腹を満たしたかったが、食べ物をくれる人はだれもいなかった。そこで、彼は我に返って言った『父のところでは、あんなに大勢の雇い人に、有り余るほどパンがあるのに、私はここで飢え死にしそうだ。ここを立ち、父のところに行って言おう。お父さん、私は天に対しても、またお父さんに対しても罪を犯しました。もう息子と呼ばれる資格はありません。雇い人の一人にしてください』」。
・ダビデたちは敵を追いかけ始めたが、あまりの急進に200名は脱落する。残りの軍勢はエジプト人の道案内を与えられ、アマレク軍に追いつき、全てのものを奪い返すことが出来た。
―?サムエル30:16-20「彼はダビデを案内して行った。見ると彼らはその辺り一面に広がり、ペリシテの地とユダの地から奪った戦利品がおびただしかったので、飲んだり食べたり、お祭り騒ぎをしていた・・・ダビデはアマレク人が奪って行ったものをすべて取り戻し、二人の妻も救い出した。年若い者も年寄りも、息子も娘も、戦利品として奪われたものもすべて、ダビデは残らず取り返した。更に、ダビデは羊と牛をことごとく奪った」。
・帰途、ダビデたちが、残りの者が待つ場所に戻ったとき、一部の将兵は「彼らは戦に参加しなかったので、戦利品をもらう権利はない」といい始める。ダビデは彼らをいさめ、全ての将兵に平等に分配する。
―?サムエル30:21-24「ダビデに従って行った者の中には、悪意を持つ、ならず者がいて、言った『彼らは我々と共に行かなかったのだ。我々が取り戻した戦利品を与える必要はない』。しかし、ダビデは言った『兄弟たちよ、主が与えてくださったものをそのようにしてはいけない。我々を守ってくださったのは主であり、襲って来たあの略奪隊を我々の手に渡されたのは主なのだ。・・・皆、同じように分け合うのだ』」。
・教会には信仰の強い者も弱い者もいる。よく働く人もそうでない人もいる。しかし、恵みは共に分け合う。それは主のものだ。神は働くことの出来ない者も養われる。私たちはその養いに感謝し、持てるものを差し出す。マタイ20章は教会のあり方を私たちに教える。
―マタイ20:9-14「五時ごろに雇われた人たちが来て、一デナリオンずつ受け取った。最初に雇われた人たちが来て、もっと多くもらえるだろうと思っていた。しかし、彼らも一デナリオンずつであった。それで、受け取ると、主人に不平を言った。・・・主人はその一人に答えた『友よ、あなたに不当なことはしていない。あなたは私と一デナリオンの約束をしたではないか。自分の分を受け取って帰りなさい。私はこの最後の者にも、あなたと同じように支払ってやりたいのだ』」。

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