今週の説教
2021年2月21日説教(マタイ福音書16:13-23、イエスを主と告白する)
ペテロの信仰告白 ・マタイ福音書を読み続けています。今日与えられた聖書箇所はマタイ16:13-23です。イエスが「あなたがたは私を何者だと言うのか」と弟子たちに問われ、弟子を代表してペテロが「あなたはメシア、生ける神の子です」と信仰を告白する場面です。この出来事を通して、主を告白するとは何か、その告白の上に立てられる私たちの信仰生活とは何かを考えていきます。 ・イエスはガリラヤで伝道されていましたが、いよいよエルサレムに行く決意をされ、その前に弟子たちと北の地ピリポ・カイザリアに向かわれます。ガリラヤの北端、ヨルダン川はここから流れ出し,ガリラヤ湖に注ぎます。この小旅行の後、イエスはエルサレムに向かわれますが、そこはイエスに敵意を持つ祭司長や律法学者の本拠地であり、イエスは秩序を乱す異端者として、捕らえられ、殺される危険性がありました。しかし、イエスはそれでもエルサレムに向かわれます。神の都と呼ばれたエルサレムにこそ、迫り来る「終末」を伝え、彼らの悔い改めを求めなければ、「神の国」は来ないという使命感を持っておられたからです。 ・イエスはエルサレムで待ち受けている苦難を弟子たちにあらか ...
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