江戸川区南篠崎町にあるキリスト教会です

日本バプテスト連盟 篠崎キリスト教会

2005年7月6日祈祷会(申命記11章、祝福と呪い)

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1.主に従え

・あなたたちはこれから約束の地に入る。あなたたちの子孫はエジプトと荒野の出来事を知らない。しかし、あなたたちは神の力をその目で見た。だから従え。
−申命記11:2-7「あなたたちは、あなたたちの神、主の訓練を知ることも見ることもない子孫とは違うことを、今日知らねばならない。その大いなる御業、強い御手と伸ばされた御腕、エジプトの中でエジプトの王ファラオとその全土に対してなさったしるしと御業、エジプト軍、その馬と戦車に対してなさったこと・・・あなたたちがここに来るまで主が荒れ野でなさったこと、・・・ダタンとアビラムになさったこと、すなわち、大地が口を開けて、彼らとその家、その天幕、および全イスラエルの中で彼らと行を共にした者を皆、呑み込んだことなど、主のなさった大いなる御業をすべて、あなたたちは自分の目で見てきた」。
・だからあなたたちは、私の言葉を心に留め、子ども達にも繰り返し教えよ。
−申命記11:18-21「あなたたちはこれらの私の言葉を心に留め、魂に刻み、これをしるしとして手に結び、覚えとして額に付け、子供たちにもそれを教え、家に座っているときも道を歩くときも、寝ているときも起きているときも、語り聞かせ、あなたの家の戸口の柱にも門にも書き記しなさい」。
・あなたたちは私に従え、そうすれば約束の地での豊かな生活が祝福として与えられるだろう。そこはエジプトのように、水をやるために灌漑設備を作る必要などない、天からの雨で潤された地なのだ。
−申命記11:8-12「あなたたちは、私が今日命じるすべての戒めを守りなさい。こうして、あなたたちは勇ましくなり、川を渡って、得ようとしている土地に首尾よく入り、それを得ることができる。・・・あなたが入って行って得ようとしている土地は、あなたたちが出て来たエジプトの土地とは違う。そこでは種を蒔くと、野菜畑のように、自分の足で水をやる必要があった。あなたたちが渡って行って得ようとする土地は、山も谷もある土地で、天から降る雨で潤されている。それは、あなたの神、主が御心にかけ、あなたの神、主が年の初めから年の終わりまで、常に目を注いでおられる土地である」。

2.祝福と呪いと

・従うならば祝福が与えられる。土地の永続的保有は主への従順が条件である。しかし、もし従わないならば、主は天を閉ざされ、雨は降らず、あなた方は飢える。
−申命記11:16-17「あなたたちは、心変わりして主を離れ、他の神々に仕えそれにひれ伏さぬよう、注意しなさい。さもないと、主の怒りがあなたたちに向かって燃え上がり、天を閉ざされるであろう。雨は降らず、大地は実りをもたらさず、あなたたちは主が与えられる良い土地から直ちに滅び去る」。
・生きるためには主に従わざるを得ない厳しい世界がある。荒野を体験した第一世代はそれを知る故に主に従う。しかし、次の世代はこの富は自分が築いたとして、主を忘れるだろう。主を忘れて今はバビロンで捕囚にされている申命記記者は、それを大いなる悔いをもって同胞の民に語っている。
−申命記6:10-12「あなたの神、主が先祖アブラハム、イサク、ヤコブに対して、あなたに与えると誓われた土地にあなたを導き入れ、あなたが自ら建てたのではない、大きな美しい町々、自ら満たしたのではない、あらゆる財産で満ちた家、自ら掘ったのではない貯水池、自ら植えたのではないぶどう畑とオリーブ畑を得、食べて満足するとき、あなたをエジプトの国、奴隷の家から導き出された主を決して忘れないよう注意しなさい」。
・今、あなたたちの前に祝福と呪い、命と滅びが置かれる。選ぶのはあなただ。
−申命記11:26-28「見よ、私は今日、あなたたちの前に祝福と呪いを置く。あなたたちは、今日、私が命じるあなたたちの神、主の戒めに聞き従うならば祝福を、もし、あなたたちの神、主の戒めに聞き従わず、今日、私が命じる道をそれて、あなたたちとは無縁であった他の神々に従うならば、呪いを受ける」。
・福音の宣教もそうだ。福音を受け入れない人は必ずいる。その人々には福音は呪い、滅びの香りになる。
−?コリ2:14-16「神は、私たちをいつもキリストの勝利の行進に連ならせ、私たちを通じて至るところに、キリストを知るという知識の香りを漂わせてくださいます。救いの道をたどる者にとっても、滅びの道をたどる者にとっても、私たちはキリストによって神に献げられる良い香りです。滅びる者には死から死に至らせる香りであり、救われる者には命から命に至らせる香りです」。
・私たちは福音を伝える。人が受け入れるかどうかは、主の御心次第だ。私たちはそれを知らなければいけない。
−ルカ9:5「だれもあなたがたを迎え入れないなら、その町を出ていくとき、彼らへの証しとして足についた埃を払い落としなさい。十二人は出かけて行き、村から村へと巡り歩きながら、至るところで福音を告げ知らせた」。

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