江戸川区南篠崎町にあるキリスト教会です

日本バプテスト連盟 篠崎キリスト教会

2007年2月28日祈祷会(サムエル記上23章、試練を通して成長するダビデ)

投稿日:2019年8月21日 更新日:

1.荒野を逃げ惑うダビデ

・ダビデはサウルから命を狙われて逃亡している。そのダビデの下に、ユダ族の町ケイラの町がペリシテ人の略奪にあっているとの知らせが届いた。ダビデは、同郷のケイラの町を救うために自分は行くべきかを神に訊ねる。
―?サムエル23:1-2「ペリシテ人がケイラを襲い、麦打ち場を略奪している、という知らせがあったので、ダビデは主に託宣を求めた『行って、このペリシテ人を討つべきでしょうか』。主はダビデに言われた『行け、ペリシテ人を討って、ケイラを救え』」。
・部下は反対する。ダビデはサウル王に追われている立場だ。今、出動すれば、そこにサウルの軍勢が押し寄せる。国を守るのは王の仕事であり、私たちではない。他人のことを心配している時ではないでしょうと。
―?サムエル23:3「だが、ダビデの兵は言った『我々はここユダにいてさえ恐れているのに、ケイラまで行ってペリシテ人の戦列と相対したらどうなるでしょうか』」。
・ダビデは再度神に問い、行けとの指示を受けて、ケイラに行く。私たちも自分のことで手一杯で他者のことは気にかけない。しかし、ダビデの示した行為は、よきサマリア人と同じだ。余裕のない時にこそ、他者を助けるべきなのだ。
―ルカ10:31-34「ある祭司がたまたまその道を下って来たが、その人を見ると、道の向こう側を通って行った。レビ人もその場所にやって来たが、その人を見ると、道の向こう側を通って行った。旅をしていたあるサマリア人は、その人を見て憐れに思い、近寄って傷に油とぶどう酒を注ぎ、包帯をして、宿屋に連れて行って介抱した」。
・ケイラの町は救われた。しかし、部下たちが懸念したように、サウルは軍勢を出して、ケイラを攻める準備を始める。ケイラの人々はダビデが救ったにもかかわらず、サウルを恐れてダビデを引き渡す気配を見せる。ダビデは逃れた。
―?サムエル23:12-13「ダビデが『ケイラの有力者らは、私と兵をサウルの手に引き渡すでしょうか』と尋ねると、主は『引き渡す』と言われた。ダビデとその兵およそ六百人は立ち上がって、ケイラを去り、あちこちをさまよった」。
・御心に従って行為しても報われない時もある。その中で神の守りを信じていくことで、ダビデは成長していく。ダニエル書にある「たとえそうでなくとも」(ダニエル3:17-18)という信仰がここにある。
―?サムエル23:14「ダビデは荒れ野のあちこちの要害にとどまり、またジフの荒れ野の山地にとどまった。サウルは絶え間なくダビデをねらったが、神は彼をサウルの手に渡されなかった」。

2.祈りながら逃亡するダビデ

・逃亡生活を続けるダビデの下に、サウルの子ヨナタンが来て励ます。彼は数千の兵を率いる父よりも、600の兵しかいないダビデが優ると知っている。主はサウルにではなく、ダビデと共におられるからだ。彼は地ではなく天を見る。
―?サムエル23:15-18「ジフの荒れ野のホレシャにとどまっていたダビデは、サウルが自分の命をねらって出陣したことを知った。そのとき、サウルの子ヨナタンがホレシャにいるダビデのもとに来て、神に頼るようにとダビデを励まして、言った『恐れることはない。父サウルの手があなたに及ぶことはない。イスラエルの王となるのはあなただ。私はあなたの次に立つ者となるだろう。父サウルも、そうなることを知っている』。二人は主の御前で契約を結んだ」。
・しかし、世の人は天ではなく地を見る。強い方につく。ジフの人々はダビデがひそんでいる事をサウルに密告する。
―?サムエル23:19-20「ジフの人々は、ギブアに上ってサウルに報告した『ダビデは我々のもとに隠れており、砂漠の南方、ハキラの丘にあるホレシャの要害にいます。王が下って行くことをお望みなら、今おいでください。王の手に彼を引き渡すのは我々の仕事です』」。
・サウルの兵はダビデを捕らえるべく出陣し、ダビデは逃げるがマオンの荒野で追いつかれる。
―?サムエル23:25-26「サウルとその兵はダビデをねらって出て来たが、ダビデはその知らせを受けると、マオンの荒れ野の岩場に行き、そこにとどまった。サウルはそのことを聞き込み、マオンの荒れ野にダビデを追跡した。サウルは山の片側を行き、ダビデとその兵は山の反対側に行った。ダビデはサウルを引き離そうと急いだが、サウルとその兵は、ダビデとその兵を捕らえようと、周囲から迫って来た」。
・ダビデは600人、サウルは3千の兵を率いる。もうだめだと思われた時、ペリシテ人の大規模侵攻の知らせがサウルに届き、サウルはダビデ追跡をあきらめて引き返す。神の御手が再び働いた。
―?サムエル23:27-28「そのとき、使者がサウルのもとに来て『急いでお帰りください。ペリシテ人が国に侵入しました』と言った。サウルはダビデを追うことをやめて、ペリシテ人の方に向かった」。
・ダビデは主に問いながら、逃亡生活を続けた。主に問うとは祈ることだ。祈りながら生活する生き方だ。イエスも大事な決断をするには、祈るために退かれた。祈って従うあり方が信仰者の生き方だ。
―ルカ6:12-13「イエスは祈るために山に行き、神に祈って夜を明かされた。朝になると弟子たちを呼び集め、その中から十二人を選んで使徒と名付けられた」。

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