1.罪の赦しを求める悔い改めの祈り ・詩篇130編は罪の赦しを求める悔い改めの祈りだ。それはグレゴリアン聖歌(新生讃美歌432番「深き悩みの淵の底で」)となって教会のミサで歌われ、それを聞いたジョン・ウェスレーに回心を迫った歌としても有名である。詩は自分が深い淵(罪の縄目)の中にいてあえぐ詩人の主を求める祈りで始まる。 -詩篇130:1-2「深い淵の底から、主よ、あなたを呼びます。主よ、この声を聞き取ってください。嘆き祈る私の声に耳を傾けてください」。 ・人は追い詰められ、出口の見えない深い ...