江戸川区南篠崎町にあるキリスト教会です

日本バプテスト連盟 篠崎キリスト教会

2013年1月16日祈祷会(箴言23:1-25、賢人の知恵2)

投稿日:2019年8月21日 更新日:

・あなたが権力者と同じ食卓に着くことになったなら、今自分が何処にいるのかをよく弁えねばならない。もしあなたが食欲旺盛で、彼らの馳走を貪り食べるようなら、それは自殺行為になる、なぜなら、彼らには下心があり、必ず食事の代償を請求されるのだから。
−箴言23:1-3「支配者と共に食卓に着いたなら、何に直面しているかをよく理解せよ。あなたが食欲旺盛な人間なら、自分の喉にナイフを突き付けたも同然だ。供される珍味をむさぼるな。それは欺きのパンだ。」
・箴言は冨を否定しているのではなく、冨を貪るだけで、冨の活用を知らないうえに、冨の空しさに気付かない人々に警告しているのです。人は冨につまづき、己を失うのです。
−箴言23:4-5「冨を得ようとして労するな。分別を持って、やめておくがよい。目をそらすや否や。冨は消え去る。鷲のように翼を生やして、天に飛びさる。」
・強欲な者の与えるパンには罠があります。彼らの下心は利益誘導です。まづ利益を与え、近づけておき、その間に自分の思いのままに利用します。だから、彼らのパンは食べて満ち足りることなく、吐き出すことになるのです。
−箴言23:6-8「強欲な者のパンを食べようとするな。供される珍味をむさぼるな。彼はその欲望が示すとおりの人間だ。『食べるがよい、飲むがよい』と言っても。心はあなたを思っていない。あなたは食べたものを吐き出すこととなり、あなたが親切に言ったことも台無しになる。」
・愚か者の耳はまるで空洞です。彼らに知恵を与えても空しく通り抜けるだけです。先祖の定めた地境を守り、みだりに動かしてはなりません。孤児の畑を奪う者は神と争うことになります。諭しを守り、知恵の教えから学びなさい。
−箴言23:9-12「愚か者の耳に語りかけるな。あなたの見識ある言葉を侮るだけだから。昔からの地境を移してはならない。孤児の畑を侵してはならない。彼らを贖う神は強く、彼らに代わってあなたと争われるであろう。あなたの心を諭しの言葉に、耳を知識の言葉に傾けよ。」
・若者を諭すのに手加減はいりません。鞭打っても死にはしないし、それより、彼の魂が地獄に落ちるのを救うことができるのです。あなたの正しい考え方を聞くと、わたしは心底から嬉しい。罪人らへの怒りを燃やすより、主に従う心を熱く燃やしなさい。
−箴言23:13-16「若者を諭すのを控えてはならない。鞭打っても、死ぬことはない。鞭打てば、彼の魂を陰府から救うことになる。わが子よ、あなたの心が喜び祝う。あなたの唇が公正に語れば、わたしのはらわたは喜び躍る。罪人らのことに心を燃やすことはない。日ごと、主を畏れることに心を燃やすがよい。」
・未来を信じて今を生きなさい、そうすれば未来は確実にあなたのものになります。希望を持ち続けなさい。わが子よ、学んで知恵ある者となり、信実に生きる者となりなさい。大酒飲みになってはいけません。怠け癖がつき、果てはボロをまとうこととなります。
−箴言23:18-21「確かに未来はある。あなたの希望は断たれることはない。わが子よ、聞き従って知恵を得よ。あなたの心が道をまっすぐに進むようにせよ。大酒を飲むな。身を持ち崩すな。大酒を飲み、身を持ち崩す者は貧乏になり、惰眠をむさぼる者はぼろをまとう。」
・父の教えに従いなさい、老いた母を租末にしてはいけません。真理を学び我がものにしなさい。神に従う者の両親には喜びがあります。あなたの全てをわたしに委ねて、わたしの道を歩みなさい。
−箴言23:22-26「父に聞き従え、生みの親である父に。母が年老いても侮ってはならない。真理を得よ。知恵も諭しも分別も手放すな。神に従う人の父は大いに喜び躍り、知恵ある人の親は、その子によって楽しみを得る。父が楽しみを得、あなたを生んだ母が喜び躍るようにせよ。わが子よ。あなたの心をわたしにゆだねよ。喜んでわたしの道に目をむけよ。」
・箴言は若者の賣買春を厳しく戒めています。売買春の悪習は昔も今も変わりません。
−箴言23:27-28「遊女は深い墓穴、異邦の女は狭い井戸。彼女は盗人のように待ち伏せし、繰り返し男たちを欺く。」
・飲酒にまつわる13の害を示して戒めています。いずれも飲酒による常軌を逸した姿です。アルコ−ル依存症は箴言の頃にもあったのです。
−箴言23:29-35「不幸な者は誰か、嘆かわしい者は誰か、いさかいの絶えぬ者は誰か、愚痴を言う者は誰か、理由なく傷だらけになっている者は誰か、濁った目をしている者は誰か、それは酒を飲んで夜更かしをする者。混ぜ合わせた酒に深入りする者。酒を見つめるな。酒は赤く杯の中で輝き、滑らかに喉を下るが、後になると、それは蛇のようにかみ、蝮の毒のように広がる。目は異様なものを見、心に暴言をはき始める。海の真ん中に横たわっているかのように、綱の端にぶら下がっているかのようになる。『打たれたが痛くもない。たたかれたが感じもしない。酔いが醒めたらまたもっと酒を求めよう。』」

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