江戸川区南篠崎町にあるキリスト教会です

日本バプテスト連盟 篠崎キリスト教会

2012年12月19日祈祷会(箴言20:1-30、ソロモンの格言集11)

投稿日:2019年8月21日 更新日:

−箴言20:1-3「酒は不遜、強い酒は騒ぎ。酔う者が知恵を得ることはない。王の脅威は若獅子のうなり声。彼を怒らせる者は自分を危険にさらす。争いにかかわらないのは立派なことだ。無知な者は皆。争いを引き起こす。」
・酒を飲んでの空威張りや空騒ぎで知恵を得ることできません、王の怒りはまるで若い獅子の吠え声のようです。王を怒らせたら恐ろしい目に遭います。感情に駆られ争いを起こすのは浅はかです、賢い人は争いに巻き込まれません。
−箴言20:4-6「怠け者は冬になっても耕さず、刈り入れ時に求めるが何もない。思い計らいは人の心の中の深い水。英知ある人はそれを汲み出す。親友と呼ぶ相手は多いが、信用できる相手を誰が見いだせよう。」
・耕さねばならぬ時に怠ける者に収穫はありません。人の心の中には知恵の泉があり、その泉から知恵を汲み出せます。親友が多くても、本当に信頼できる友は僅かです。
−箴言20:7-9「主に従う人は完全な道を歩む。彼を継ぐ子らは幸い。裁きの座に就いている王は、その目でどのような悪をもふるい分ける。わたしの心を潔白にした、と誰が言えようか。罪から清めた、と誰が言えようか。」
・神に従う人の生涯は祝され、その幸いを子らが継承します。王の目は節穴ではなく、裁判の席で悪人を見分けます。「わたしの心は清い、わたしは罪を犯していない」と自信をもって言える人は誰もいません。
−箴言20:10-13「おもり石の使い分け、升の使い分け、いずれも主の憎まれること。子供も、行いが清く正しいかどうか、行動によって示す。眠りを愛するな、貧しくならぬために。目を開いていれば、パンに飽き足りる。」
・秤や升を巧みに使い目方をごまかし、儲ける者を主は憎まれかす。子供でさえ行いが清く正しいことを示そうとします。貧乏が嫌なら怠けず、目を覚まし勤勉に働きなさい。そうすれば十分パンを食べられます。
−箴言20:14-16「『悪い、悪い』と買い手は言うが、そこを去ると、自慢する。金もあり、珠玉も多い。しかし、貴いものは知識ある唇。他国の者を保証する人からは着物を預かれ。他国の女を保証する人からは抵当を取れ。
・悪い悪いと品物をけなし、値切って買いたたいておいて、良い物を安く買ったと自慢する人がいます。金や銀、宝石より価値あるのは人の知恵です。外国人を保証する者からは着物を、外国の女性を保証する者からは抵当を取りなさい。
−箴言20:17-19「欺き取ったパンはうまいが、後になって口は砂利で満たされる。計画は助言を得て立てよ。戦争は指揮力を整えて始めよ。秘密をばらす者、中傷し歩く者、軽々しく唇を開く者とは、交わるな。」
・騙し取ったパンは、その時は美味しくても、後から砂を噛むように不味くなります。計画は、ひとりではなく助言を聞いて立てたほうが良くなります。戦争は統率力をもってから始めよ。秘密を漏らす者、悪口をふれ歩く者、口の軽い者とは絶交せよ。
−箴言20:20-22「父母を呪う者、彼の灯は闇のただ中で消える。初めに嗣業をむさぼっても、後にはそれは祝福されない。悪に報いたい、と言ってはならない。主に望みをおけ、主があなたを救ってくださる。」
・父母を呪う者の生命の闇に消える灯。親の財産を食い潰すものは、祝福されない。悪に悪をもって報いたいと思うな。報復は主の御手に委ねよ、主は応えてくださる
−マタイ5:38-39「あなたも聞いているとおり。『目には目を、歯には歯を』と命じられている。しかし、わたしは言っておく。悪人に手向かってはならない。だれかが右の頬を打ったら左の頬を向けなさい。」
−箴言20:23-25「おもり石を使い分けることは主にいとわれる。天秤をもって欺くのは正しくない。人の一歩一歩を定めるのは主である。人は自らの道について何を理解していようか。聖別されたものとしょう、と軽々しく言い、その誓いを思い直せば罠となる。」
・秤の不正を主に厭われる、秤をごまかすのは悪である。人の歩みの一歩一歩が主の計画の中にある。人は明日のことさえ分からない、だから軽々しく誓うな、後でそ誓いを取り消すことのないように。
−箴言20:26-28「賢い王は神に逆らう者を選び出し、彼らの上に車輪を引きまわす。主の灯は人間の吸い込む息。腹の隅々まで探る。慈しみとまことは王を守る。王座は慈しみとまことよって保たれる。」
・賢い王は神に逆らう者を区別し、厳罰を与える。主は人の息ずかい、腹の底にある思いまでお見通しである。王座は王の仁慈によって保たれる。
−箴言20:29-30「力は若者の栄光。白髪は老人の尊厳。打って傷を与えれば悪をたしなめる。腹の隅々にとどくように打て。」
・若者の栄光はその若さにみなぎる力、老人の冠りはその白髪。体罰は悪を戒める手段だから、腹の底から悔いるまで打て。「鞭を控える者は自分の子を憎む者、子を愛する者は熱心に諭しを与える。」(箴言13:24)

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