江戸川区南篠崎町にあるキリスト教会です

日本バプテスト連盟 篠崎キリスト教会

2009年4月16日祈祷会(イザヤ40章、慰めの知らせ)

投稿日:2019年8月21日 更新日:

1.イザヤ40章−慰めの知らせ

・紀元前587年、イスラエルはバビロニアに国を滅ぼされ、主だった人々はバビロンに捕虜として囚われた。それから50年の年月が流れた紀元前540年頃、神の言葉が預言者に再び臨んだ。
−イザヤ40:1-2「慰めよ、私の民を慰めよとあなたたちの神は言われる。エルサレムの心に語りかけ、彼女に呼びかけよ。苦役の時は今や満ち、彼女の咎は償われた、と。罪のすべてに倍する報いを主の御手から受けた、と」。
・エルサレムは廃墟となり、最初の捕囚民の多くは死に果てた。二世、三世の民は父親から故郷エルサレムの話を聞かされていたが、エルサレムはもはや彼らの故郷ではない。今は、何とかこの異郷の地で生きようとしている。その民に「服役の時、捕囚の時は終った、エルサレムに帰る時が来た」と預言者は告げる。
−イザヤ40:3-5「主のために、荒れ野に道を備え、荒れ地に広い道を通せ。谷はすべて身を起こし、山と丘は身を低くせよ。険しい道は平らに、狭い道は広い谷となれ」。
・バビロンからエルサレムまで、千キロの荒野を経て帰還する道が開かれた。しかし、エルサレム帰還の夢を失くしていた人々は「帰ろう」と言われてもとまどうばかりだ。彼らは既に主の民ではない。彼らは死んでいる。
−イザヤ40:6-7「呼びかけよ、と声は言う。私は言う、何と呼びかけたらよいのか、と。肉なる者は皆、草に等しい。永らえても、すべては野の花のようなもの。草は枯れ、花はしぼむ。主の風が吹きつけたのだ。この民は草に等しい」。
・預言者は言う「民に何を言えば良いのか。彼らは希望を無くしている。それは主よ、あなたのせいだ。あなたが民を砕き、バビロンに連れてこられた。あなたは50年間も民を放置された。その民に、今さら何を語れと言われるのか」。何故あなたは沈黙を続けられたのかと語る預言者の不信をねじ伏せて、神は言葉を語らせる。
−イザヤ40:8「草は枯れ、花はしぼむが、私たちの神の言葉はとこしえに立つ」。
・強いられた預言者は言葉を語り続ける。語るうちに、彼は福音を聞く者から告知する者に変えられている。
−イザヤ40:9-11「高い山に登れ、良い知らせをシオンに伝える者よ。・・・見よ、あなたたちの神、見よ、主なる神。彼は力を帯びて来られ、御腕をもって統治される。見よ、主のかち得られたものは御もとに従い、主の働きの実りは御前を進む。主は牧者のようにその群れを養い、そのかいなに小羊をいだき、そのふところに入れて携えゆき、乳を飲ませているものをやさしく導かれる」。

2.希望の福音

・捕囚になった民は、当初自分たちの神がバビロンの神に負けた、主の歴史支配は終ったのだと思った。しかし預言者は、万能の主が木や金で造られた偶像に負けるはずなどないではないかと民の懸念を打ち払う。
−イザヤ40:17-19「主の御前に、国々はすべて無に等しく、むなしくうつろなものと見なされる。お前たちは、神を誰に似せ、どのような像に仕立てようというのか。職人は偶像を鋳て造り、金箔を作ってかぶせ、銀の鎖を付ける」。
・50年の苦難はイスラエルの信仰を揺さぶった。主は祈っても応答されなかった。「信仰は空しい営みではないのか」、「信じても何の甲斐もない」、人々は神を信じることが出来なくなっていた。
−イザヤ40:27「ヤコブよ、なぜ言うのか。イスラエルよ、なぜ断言するのか。私の道は主に隠されている、と。私の裁きは神に忘れられた、と」。
・預言者は言う「主はお前たちを見捨てておられたのではない。時が来るのを待たれていたのだ。時が来て主はバビロンを滅ぼし、お前たちを救おうとされているではないか」と。
−イザヤ40:28-31「あなたは知らないのか、聞いたことはないのか。主は、とこしえにいます神、地の果てに及ぶすべてのものの造り主。倦むことなく、疲れることなく、その英知は究めがたい。疲れた者に力を与え、勢いを失っている者に大きな力を与えられる。・・・主に望みをおく人は新たな力を得、鷲のように翼を張って上る。走っても弱ることなく、歩いても疲れない」。
・主の裁きは救いだ。時間がたてばそれがわかる。詩篇126編は苦難から救われた民を待つ人々の喜びの歌だ。
−詩篇126:1-6「主がシオンの捕われ人を連れ帰られると聞いて、私たちは夢を見ている人のようになった。 そのときには、私たちの口に笑いが、舌に喜びの歌が満ちるであろう。そのときには、国々も言うであろう『主はこの人々に、大きな業を成し遂げられた』と。・・・主よ、ネゲブに川の流れを導くかのように、私たちの捕われ人を連れ帰ってください。涙と共に種を蒔く人は、喜びの歌と共に刈り入れる。種の袋を背負い、泣きながら出て行った人は、束ねた穂を背負い、喜びの歌をうたいながら帰ってくる」。

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