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日本バプテスト連盟 篠崎キリスト教会

2025年11月30日(ヨエル書3:1~5 神の霊が降るとき)

投稿日:2025年11月30日 更新日:

 

聖霊を注ぐ約束

・みなさんおはようございます。本日の聖書箇所、ヨエル書3章1~5節は、イスラエルの民に対する神の約束と、終末期における聖霊の注ぎについて語られています。特に3章1節では、「その後/わたしはすべての人にわが霊を注ぐ。あなたたちの息子や娘は預言し/老人は夢を見、若者は幻を見る。」と宣言され、神の霊が降るとき、どのような変化が起こるのかに焦点が当てられています。
・この預言は、旧約時代の限られた人々だけでなく、終末の時代にはすべての人に神の霊が注がれるという壮大なビジョンを示しています。神ご自身が人間の隔てを取り払い、誰もがその恵みに与ることができる新しい時代の到来を宣言しています。私たちもまた、この神の約束に信頼し、心を開いて聖霊の導きを求めて歩みたいと思います。

 

1.神の霊の普遍性
・ヨエル書3章2節には、「その日、わたしは/奴隷となっている男女にもわが霊を注ぐ。」と記されています。かつては特定の人物にのみ与えられていた神の霊が、すべての人に注がれるという約束です。これは、年齢や性別だけでなく、社会的地位を超えた神の愛と導きが全ての人に及ぶことを示しています。神の霊が降ることで、人々の間に新しい理解と一致が生まれ、教会がますます神の計画に参与することができる事も示すものでもあります。
・この神の霊の普遍性は、私たちの信仰生活に大きな希望と励ましを与えます。聖霊が一人ひとりに与えられることで、誰もが神の計画に参与し、互いに支え合いながら成長できる共同体を築くことが可能となります。神の霊によって導かれる時、新しい使命や役割にも勇気を持って応答できるようになるのです。
・この神の霊の普遍性が示すもう一つの大きな意味は、個々の賜物や能力が尊重され、活かされる社会の形成につながるという点です。聖霊によって異なる背景や経験を持つ人々が共に集い、それぞれの使命を果たすことができるようになります。私たちは互いの違いを受け入れ、神の霊によって一致し、共に成長する喜びを体験することができるのです。

 

2.神の霊による力と啓示
・「預言」「夢」「幻」といった表現は、神が人々に力と啓示を与えることを表しています。聖霊が注がれるとき、私たちは自分の限界を超える知恵や導きを受けることができます。神の霊は、私たちに未来への希望や、神の御心を知る力を与えてくださいます。それは、日常の生活や困難の中でも、神の導きに信頼し、前進する勇気となります。
・また、神の霊が注がれる時、私たちの心は新たにされ、神との関係がより深まります。聖霊は私たちに慰めと励ましを与え、困難な時にも希望を失わずに歩む力を授けてくださいます。日々の生活の中で、神の霊が私たちを導き、必要な知恵や愛を与えてくださることを信じて歩みましょう。
・このような神の霊の働きは、古代だけでなく現代に生きる私たちにも深く関わっています。自分がどのような立場や状況にあっても、神の霊は私たち一人ひとりに新しい可能性と希望を与えてくださいます。日々の生活の中で、聖霊の導きを求め、感謝と期待をもって歩み続けることこそが、神の約束に応答する生き方といえるでしょう。

 

3.救いの約束と恵みの広がり
・ヨエル書3章5節は、「しかし、主の御名を呼ぶ者は皆、救われる。主が言われたように/シオンの山、エルサレムには逃れ場があり/主が呼ばれる残りの者はそこにいる。」と約束しています。神の霊が降ることで、救いの扉はイスラエルだけではなく、全ての人々に開かれます。この救いは、私たち一人ひとりが主の名を呼び求め、神の前に心を開くことで受け取ることができるものです。聖霊の働きは、私たちを神との親しい関係へと導き、心の内に平安と喜びをもたらすことができるのです。
・この恵みの約束は、私たちの現代の生活においても大きな意味を持っています。神の霊は、困難や葛藤の中にある私たちに、希望と新しい力を与えてくださいます。人種や国籍、立場に関係なく、誰もが神の導きを受けることができるのです。・そのため、私たちは自分自身だけでなく、周囲の人々にも神の愛と恵みを分かち合い、共に支え合う共同体を築くことが求められています。聖霊の働きによって、教会や社会がより平和で、愛に満ちた場となるように共に祈りたいと思います。

 

4.招詞 使徒言行録2章17節,18節
・招詞に使徒言行録2章17節,18節を選びました。ご一緒にお読みしたいと思います。
『神は言われる。終わりの時に、/わたしの霊をすべての人に注ぐ。すると、あなたたちの息子と娘は預言し、/若者は幻を見、老人は夢を見る。 わたしの僕やはしためにも、/そのときには、わたしの霊を注ぐ。すると、彼らは預言する。』ありがとうございます。
使徒言行録2章17節,18節は、ペンテコステの日に神の霊が全ての人に注がれるというヨエル書の預言が成就したとペトロが証し、ペトロの説教を聴く人たちが神の約束と恵みの広がりに心を向ける言葉となりました。
・この招詞は、私たち一人ひとりに対して神が直接語りかけてくださる約束の言葉です。神の霊が年齢や性別、身分に関係なく注がれるというメッセージは、教会の多様性と包摂性を象徴しています。私たちが互いに違いを認め合い、神の霊によって結びつけられていることを覚えることは、共同体の一致と成長にとって重要なことです。
・このような神の霊の働きに応答し、私たち自身も神の証人として歩む決意を新たにしたいものです。聖霊の導きのもと、個々の賜物を生かしながら、神の愛と救いを広く分かち合う使命に励んでいきましょう。
・使徒言行録のこの箇所は、私たちが日々の歩みの中で聖霊の約束をどのように受け止め、実践できるかを示唆しています。神の霊が注がれることで、誰もが神の働きの器となり得ることを覚え、互いに励まし合い、協力し合うことが大切です。現代社会においても、聖霊の導きによって私たちの共同体が成長し、神の愛に満ちた交わりが広がるよう願いましょう。
・このように、ヨエル書と新約聖書における聖霊の約束は、時代や文化を超えて私たちに希望と挑戦を与えています。神の霊が注がれることによって、個々の限界を乗り越え、より高い目的のために共に歩む力が与えられます。私たちは日々の生活の中で、聖霊の導きを意識し、神の愛を証しする者として歩み続けることが求められているのです。

 

5. 現代における聖霊の働き
・ペンテコステの日、使徒たちの上に聖霊が注がれたように、今日も神の霊は私たちに注がれています。私たちは聖霊を受けることで、神の愛と力を体験し、教会と社会の中で神の証人として生きることができます。聖霊によって与えられる賜物や導きは、今も変わることなく、私たちを豊かにし、神の御心を成し遂げる力となります。
・現代に生きる私たちにとっても、聖霊の働きは日々の生活の中で力強い支えとなります。たとえば、困難な決断を迫られた時や、心が弱くなってしまう時、聖霊は私たちに知恵や勇気、慰めを与えてくださいます。そして、祈りや賛美を通して聖霊の導きを求めることで、私たちは神の愛をより深く体験し、他者への思いやりや奉仕の心を育むことができます。
・また、聖霊は私たちの心に一致と平和をもたらし、教会や社会の中で争いを乗り越えて共に歩む力となります。日常の小さな行動や言葉の中にも、聖霊の働きが現れることを覚え、感謝と信頼をもって歩み続けましょう。
・聖霊の働きは、私たちの信仰生活を日々新たにし、困難な状況にあっても希望を見出す力となります。神の霊によって、私たちは他者を思いやり、共に祈り合う心が育まれます。現代社会の中で、聖霊の導きに応答し、愛と平和をもたらす者として歩むことを大切にしましょう。

 

まとめ
・ヨエル書3章1~5節は、神の霊がすべての人に注がれるという壮大な約束と、その結果として生じる救いと変革について語っています。私たちも主の名を呼び、聖霊の導きに従いながら、神の御心をこの世界に表していきましょう。神の霊が降るとき、私たちの人生は新しくされ、希望に満ちた歩みへと導かれます。
・この約束は、私たちの日常生活のすべての場面においても力となります。神の霊が注がれることによって、私たちは自分自身の限界を越えて、希望と喜びをもって歩むことができるのです。どんな小さな働きも、聖霊の助けによって神の栄光に用いられることを信じましょう。
・この約束は、私たちがどのような状況や背景にあっても、神が変わらずに働いてくださることを示しています。個人の弱さや限界を超えて、神の霊はすべての人に等しく注がれるのです。聖霊の力によって、私たちは新たな希望と活力を得て、日々の歩みにおいて神の御業を体験することができます。

 

祈り

・お祈りします。

真の命の神様、本日の礼拝の時を守り、導いてくださっていることを心より感謝します。

本日の御言葉が、聞いてくださったお一人おひとりの心に深く届き、

主の御心にかなう実を結ぶことができますように。

どうか私たちの歩みを祝福し、これからも主の愛と平和をもたらす者として

用いてください。

イエス・キリストのお名前によってお祈りいたします。アーメン。

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