今週の説教
2025年9月14日(ヨシュア記3:1~17 ヨルダン川を渡る 神の導きと現代への問い ヨシュア記3章から現代パレスチナ問題を考える)
YouTube はじめに ヨルダン川を渡る瞬間 ・皆さん、おはようございます。ヨシュア記2週目となりました。ヨシュア記3章は、 イスラエルの民が約束の地へと進むため、大きな障害であるヨルダン川を渡る場面を描いています。モーセ亡き後、ヨシュアが指導者となり、神の約束に応えて民を導く重要な転換点です。この出来事は単なる歴史的記述にとどまらず、信仰の旅路における 「越えなければならない川」を象徴しています。私たちもまた困難や葛藤に直面するとき、神の導きと約束に信頼して歩むべきことを思い起こします。 ヨシュア記3章の背景 ・ヨシュア記3章では、イスラエルの民が約束の地カナンに入る直前、ヨルダン川という 大きな障害に立ち向かいます。川は収穫期で水かさが増し、人間の力では渡れない状況 でした。ヨシュアは祭司たちに契約の箱を担いでかついで川に進むよう命じ、神は約束通り、祭司の足が水に触れると流れが止まり、民は乾いた地面を渡ることができました。 ・シュア記3章に記される「ヨルダン川渡河とか」と、出エジプト記14章の「葦あしの海うみ(紅海こうかい)の奇跡」。この2つの物語は、イスラエルの民の歴史の中で重 ...