今週の説教
2026年6月21日「聖書の教えに立って」(2テモテ3:10~17)
YouTube 【招詞】 「あなたの御言葉は、わたしの道の光、わたしの歩みを照らす灯。」(詩編119:105) 第一部 信仰の道を歩むあなたへ パウロがテモテに宛てた第二の手紙の終盤――それは、弟子への最後の遺言ともいえる言葉でした。 「しかしあなたは、わたしの教え、生活のしかた、計画、信仰、寛容、愛、忍耐、迫害、苦しみをよく知っている。」(2テモテ3:10) この言葉には、年老いた使徒の声がにじんでいます。彼はすでに獄中にあり、やがて殉教が迫っていることを悟っていました。テモテに伝えたいのは、何よりも「信仰の道の継承」――信じる者がいかに生き、いかに苦しみを通しても主に従い続けるか、ということでした。 私たちもまた、現代のテモテです。時代は変わっても、信仰を生きることの難しさは変わりません。むしろ、情報の洪水と価値観の多様化の中で、「どの声に耳を傾けるか」が問われています。そんな時代にこそ、パウロの言葉は私たちに響きます―― 「あなたはわたしの教えをよく知っている」。 つまり、「信仰は“知る”ことではなく、“受け取る”ことから始まる」と言うのです。 パウロが伝えた“教え”とは、単なる ...


