今週の説教
2025年10月12日(ヨナ書2:1~11 「魚の腹の中で」 副題:苦しみや絶望ではなく、祈りと希望の場所で)
YouTube はじめに ・篠崎キリスト教会の兄弟姉妹の皆さん、おはようございます。ヨナ書2週目です。 本日は「魚の腹の中で」と題して、ヨナ書2章1~11節の神様の御言葉を共に味わいたいと思います。ヨナの物語は、私たちが困難や絶望の中でどのように神に向き合い、希望を見出す事が出来るのかを深く示しています。 ・ヨナが魚の腹の中で過ごした三日三晩は、単なる罰や苦しみの時間ではなく、彼自身の心が神に向き直るため・方向転換するための大切な期間でした。 このように、神は私たちが立ち止まり、悔い改め、自分自身を見つめ直す機会を与えてくださいます。私たちも苦難の中にあって、神が与えてくださる苦難の意味や目的を探し求めることが大切です。 ヨナの苦難と祈り(魚の腹の中での祈り) ・ヨナは神の命令に背き巨大な魚に呑み込まれてしまいました。 この「巨大な魚」について、その種類が何であったか聖書本文には明記されていません。ヘブライ語原文でも単に「大きな魚」と記されているだけで、具体的な生物名は示されていません。伝統的に「クジラ」や「サメ」、「巨大な海の生き物」などさまざまな説が挙げられてきました。 ・古代の人 ...