今週の説教
2026年3月1日 マルコ10:32~45 「イエスが飲む杯」
YouTube 【招詞】「人の子は仕えられるためではなく仕えるために、また、多くの人の身代金として自分の命を献げるために来たのである。」(マルコ10:45) 【第一部】「イエスが飲む杯」を前に――進む者とついていく者 今日私たちが向き合うのは、イエスがご自身の十字架の道を予告されたこの場面です。マルコ10章32~45節に記されているのは、三度目となる「エルサレムへの道」を進む旅の途上で、イエスが弟子たちに向けて語られた非常に重要な言葉です。まず、イエスの歩みの始まりから見てまいりましょう。 《「先頭に立って進んで行かれた」》 “一行がエルサレムへ上って行く途中、イエスは先頭に立って進んで行かれた。それを見て、弟子たちは驚き、従う者たちは恐れた。”(10:32) ここには、イエスのご自身から苦難への道へ向かわれる意志があらわされています。主は決して巻き込まれるのではなく、自ら先導されるのです。弟子たちはその姿に心を揺さぶられ、恐れ、驚きを覚えました。しかし重要なのは、彼らが恐れる中でも黙ってついて行っているという事実です。これこそ、信仰とは「従う意志」によって支えられていることを示してい ...


