すべて重荷を負うて苦労している者は、私のもとに来なさい。

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1.祭司の任職  

・アロンとその子たち、会衆が招集され,モーセの司式によって「祭司の任職式」が開始される。祭司の職は、アロンとその子らの世襲である。
・モーセはアロンとその子たちを「水で・・・清めた」(8:6)。祭司は,祭司の装束を着ける前に体を水できよめなければならなかった。
―出エジプト記29:4「アロンとその子らを臨在の幕屋の入り口に進ませ、彼らを水で清める。」
・祭司の聖別は油(オリーブ油)によってなされた。油が注がれたのは、王・祭司・預言者であり、イエスはやがて油注がれた者として、この三つの役割を担われる。
―ルカ4:18「主の霊が私の上におられる。貧しい人に福音を告げ知らせるために、主が私に油を注がれたからである。主が私を遣わされたのは、捕らわれている人に解放を、目の見えない人に視力の回復を告げ、圧迫されている人を自由にするためである」
・任職式のささげ物は,罪のためのいけにえ、全焼のいけにえ、任職のいけにえの三つである。「任職のいけにえ」では,雄羊の血が祭司の右の耳たぶ,右手の親指,右足の親指に塗られた。神の言葉を聞く耳、神の命を行う手、神に従って歩む足が聖別された。御言葉を聞いて歩めとの命令である。
―レビ記8:22-23「モーセがもう一匹の雄羊を任職の献げ物として引いて来させると、アロンとその子らはその頭に手を置いた。モーセはそれを屠り、その血の一部を取ってアロンの右の耳たぶ、右手の親指、右足の親指に塗った。」
・油と祭壇の血によるアロンとその子らの衣装が聖別された。
―レビ記8:30「モーセは聖別の油と祭壇の上にある血を取って、まずアロンとその子らに、次いで彼らの祭服に振りまいて、アロンとその祭服、彼と共にいるその子らとその祭服を聖別した。」
・任職の儀式は7日間行われた。この儀式全体が祭司の「贖い」=「清め」と定義されている.7日間、この儀式によって聖所を贖うことにより、祭司自身が聖別される。
―レビ記8:33-35「あなたたちは七日にわたる任職の期間が完了するまでは、臨在の幕屋の入り口を離れてはならない。任職式は七日を要するからである。今日執り行ったことは、あなたたちのために罪を贖う儀式を執行せよという主の御命令によるのである。あなたたちは臨在の幕屋の入り口にとどまり、七日の間、昼夜を徹して、主の託せられたことを守り、死ぬことのないようにしなさい。」


2.祭司の聖別の意味


・旧約の祭司は動物を屠り、犠牲の血を祭壇に献げることが職務であった。イエスは自らを犠牲として捧げることによって、祭司としての役割を果たされた。
―マルコ14:24「イエスは言われた。『これは、多くの人のために流される私の血、契約の血である。』」
・弟子たちもイエスの十字架を贖罪の犠牲と理解した。
―ヘブル9:11-12「キリストは、既に実現している恵みの大祭司としておいでになったのですから、人間の手で造られたのではない、すなわち、この世のものではない、更に大きく、更に完全な幕屋を通り、雄山羊と若い雄牛の血によらないで、御自身の血によって、ただ一度聖所に入って永遠の贖いを成し遂げられたのです。」
・パウロはキリストが犠牲として自らを捧げられたのだから、あなたがたも自らを捧げなさいと勧める。
―ローマ12:1「兄弟たち、神の憐れみによってあなたがたに勧めます。自分の体を神に喜ばれる聖なる生けるいけにえとして献げなさい。これこそ、あなたがたのなすべき礼拝です。」
・私たちは、新しい契約に奉仕する祭司とされていく。キリストの後は、全ての信徒が祭司とされる。
―汽灰4:1「人は私たちをキリストに仕える者、神の秘められた計画をゆだねられた管理者と考えるべきです。」
―競灰3:6「神は私たちに、新しい契約に仕える資格、文字ではなく霊に仕える資格を与えてくださいました。文字は殺しますが、霊は生かします。」
・この中で、牧師は専任職として、教会に仕えていく。しかし、祭司はあくまでも教会員全員なのだ。
―汽謄5:17-18「御言葉と教えのために労苦している長老たちは二倍の報酬を受けるにふさわしい、と考えるべきです。 聖書には、「脱穀している牛に口籠をはめてはならない」と、また「働く者が報酬を受けるのは当然である」と書かれています。」
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