すべて重荷を負うて苦労している者は、私のもとに来なさい。

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1.穀物の献げ物(素祭)

・レビ記2章では、穀物の献げ物(素祭)が命じられている。
―レビ記2:1「穀物の献げ物を主にささげるときは、上等の小麦粉を献げ物としなさい。」
・イスラエルにおいては、パンとミルクが常用食であり、肉は貴重な食べ物だった。肉を献げる(レビ記1章=燔祭)は奉献者の献身を象徴し、穀物を捧げることは、神の賜物(収穫)に対する感謝であった。
―レビ記2:2「奉納者がそれにオリーブ油を注ぎ、更に乳香を載せ、アロンの子らである祭司たちのもとに持って行くと、祭司の一人がその中からオリーブ油のかかった上等の小麦粉一つかみと乳香全部を取り、しるしとして祭壇で燃やして煙にする。これが燃やして主にささげる宥めの香りである。」

2.パン種(酵母)を入れて作ってはならない。

・献げ物は、パン種を入れて焼いてはならないとされた。
―レビ記2:11「主にささげる穀物の献げ物はすべて、酵母を入れて作ってはならない。酵母や蜜のたぐいは一切、燃やして主にささげる物として煙にしてはならないからである。」
・酵母は発酵により、パンを膨らませる。それは腐敗であり、よこしまであるから、避けなさいと言われている。
―出エジプト記23:15「あなたは除酵祭を守らねばならない。七日の間、私が命じたように、あなたはアビブの月の定められた時に酵母を入れないパンを食べねばならない。あなたはその時エジプトを出たからである。」
・イエスもパリサイ人やサドカイ人の信仰を、パン種を用いて膨らませた虚偽のものとして、嫌われた。
―マルコ8:15「イエスは『ファリサイ派の人々のパン種とヘロデのパン種によく気をつけなさい』と戒められた。」
・パウロもパン種を罪が膨らんで伝わるものとして、警戒するように述べる。
―汽灰螢鵐5:6-8「あなたがたが誇っているのは、よくない。わずかなパン種が練り粉全体を膨らませることを、知らないのですか。いつも新しい練り粉のままでいられるように、古いパン種をきれいに取り除きなさい。現に、あなたがたはパン種の入っていない者なのです。キリストが、私たちの過越の小羊として屠られたからです。だから、古いパン種や悪意と邪悪のパン種を用いないで、パン種の入っていない、純粋で真実のパンで過越祭を祝おうではありませんか。」

3.穀物の献げ物には、全て塩をかけて捧げよ

・穀物の献げ物には、全て塩を用いて捧げよと命じられる。
―レビ記2:13「穀物の献げ物にはすべて塩をかける。あなたの神との契約の塩を献げ物から絶やすな。献げ物にはすべて塩をかけてささげよ。」
・塩は腐敗を防ぐ。そのように神の約束は腐敗して守られなくなることはないと言われる。
―歴代誌下13:5「イスラエルの神、主が、塩の契約をもって、イスラエルを治める王権をとこしえにダビデとその子孫に授けられたことを、あなたたちが知らないはずはない。」
・イエスも弟子達に、「地の塩のように真実な者になれ」と言われた。
―マタイ5:13「あなたがたは地の塩である。だが、塩に塩気がなくなれば、その塩は何によって塩味が付けられよう。もはや、何の役にも立たず、外に投げ捨てられ、人々に踏みつけられるだけである。」
・パウロも「塩で味付けられた人生を歩め」と私たちに教える。
―コロサイ4:6「いつも、塩で味付けされた快い言葉で語りなさい。そうすれば、一人一人にどう答えるべきかが分かるでしょう。」
・塩とは信仰である。供物を捧げても、礼拝を守っても、そこに捧げる者の心がなければ何の意味もない。献げ物を献げ物とするのは、献げる人の心(信仰)である。
―エレミヤ7:2-4「主の神殿の門に立ち、この言葉をもって呼びかけよ。そして、言え。『主を礼拝するために、神殿の門を入って行くユダの人々よ、皆、主の言葉を聞け。スラエルの神、万軍の主はこう言われる。お前たちの道と行いを正せ。そうすれば、私はお前たちをこの所に住まわせる。主の神殿、主の神殿、主の神殿という、むなしい言葉に依り頼んではならない。』」
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