すべて重荷を負うて苦労している者は、私のもとに来なさい。

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1.契約の箱の作成


・幕屋に収めるための契約の箱をベツァルエルは作った。その箱に収められたのは、十戒を記した石の板、マナの入ったビン、アロンの杖等であった。
−ヘブル9:3-5「第二の垂れ幕の後ろには、至聖所と呼ばれる幕屋がありました。そこには金の香壇と、すっかり金で覆われた契約の箱とがあって、この中には、マンナの入っている金の壺、芽を出したアロンの杖、契約の石板があり、また箱の上では、栄光の姿のケルビムが償いの座を覆っていました。」
・契約の箱は神の臨在の象徴であり、荒野の旅においても、ヨルダン川渡河においても、民の先頭に置かれた。
−民数記10:33「人々は主の山を旅立ち、三日の道のりを進んだ。主の契約の箱はこの三日の道のりを彼らの先頭に進み、彼らの休む場所を探した。」
−ヨシュア3:6「ヨシュアが祭司たちに、『契約の箱を担ぎ、民の先に立って、川を渡れ』と命じると、彼らは契約の箱を担ぎ、民の先に立って進んだ。」
・その後、ソロモンはこの箱をエルサレム神殿に安置したが、前586年のバビロンによるエルサレム占領時に持ち去られ、その後の所在はわからない。黙示録は、この箱は天の神殿にあると記す。
−黙示録11:19「天にある神の神殿が開かれて、その神殿の中にある契約の箱が見え、稲妻、さまざまな音、雷、地震が起こり、大粒の雹が降った。」


2.購いの座


・契約の箱を覆うふたとして、購いの坐が作られた。購いの座の上には、契約の箱を守るケルビムが置かれた。
−出エジプト記37:6-9「贖いの座を純金で作り、寸法は縦二・五アンマ、横一・五アンマとした。打ち出し作りで、一対の金のケルビムを作り、贖いの座の両端、すなわち一つを一方の端に、もう一つを他の端に付けた。一対のケルビムを贖いの座の一部としてその両端に作った。一対のケルビムは向かい合い、顔を贖いの座に向け、翼を広げてこれを覆った。」
・大祭司は年に一度至聖所に入り、購いの座に犠牲の血をふりかけ、民の赦しを祈る。ヘブル書はイエスの十字架は、新しい契約のために一度きり為された贖罪の行為であったと記す。
−ヘブル9:11-12「キリストは、既に実現している恵みの大祭司としておいでになったのですから、人間の手で造られたのではない、すなわち、この世のものではない、更に大きく、更に完全な幕屋を通り、雄山羊と若い雄牛の血によらないで、御自身の血によって、ただ一度聖所に入って永遠の贖いを成し遂げられたのです。」


3.燭台


・次に彼は七つの枝を持つ燭台を純金で作った。この燭台は今日でもイスラエルの紋章として用いられている。
−出エジプト記37:17-18「彼は純金で燭台を作った。燭台は、打ち出し作りとし、台座と支柱、萼と節と花弁が一体であった。六本の支柱が左右に出るように作り、一方に三本、他方に三本付けた。」
・その台座にはアーモンド(あめんどう)の花が刻まれた。エレミヤが召命の時に見たのは、この燭台の花であった。幕屋の契約が破れた時に、エレミヤは召命された。
−エレミヤ1:11-12「主の言葉が私に臨んだ。『エレミヤよ、何が見えるか。』私は答えた。『アーモンド(の枝が見えます。)主は私に言われた。『あなたの見るとおりだ。私は、私の言葉を成し遂げようと見張っている』』
・私たちの現実は破れている。その現実を見て悔い改めよと神は叫ばれている。
−エレミヤ7:3-10「イスラエルの神、万軍の主はこう言われる。お前たちの道と行いを正せ。そうすれば、私はお前たちをこの所に住まわせる。主の神殿、主の神殿、主の神殿という、むなしい言葉に依り頼んではならない。この所で、お前たちの道と行いを正し、お互いの間に正義を行い、寄留の外国人、孤児、寡婦を虐げず、無実の人の血を流さず、異教の神々に従うことなく、自ら災いを招いてはならない。・・・しかし見よ、お前たちはこのむなしい言葉に依り頼んでいるが、それは救う力を持たない。盗み、殺し、姦淫し、偽って誓い、バアルに香をたき、知ることのなかった異教の神々に従いながら、わたしの名によって呼ばれるこの神殿に来てわたしの前に立ち、『救われた』と言うのか。お前たちはあらゆる忌むべきことをしているではないか。」
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