すべて重荷を負うて苦労している者は、私のもとに来なさい。

トップ  >  箴言  >  2013年1月30日祈祷会(箴言25:1−28、ソロモンの箴言(補遺))
・箴言25:1−3「これらもまた、ソロモンの箴言である。ユダの王ヒゼキヤのもとにある人々が筆写した。ことを隠すのは神の誉れ。天の高さと地の深さ、そして王の心の極め難さ。」
-ヒゼキヤ王は前八世紀末の25年間、国を統治しました。そのヒゼキヤ王の家臣が書き取ったのがこのソロモンの箴言です。天の高さ地の深さが極め難いように、神の奥義は人には極め難い、しかし、王は神の奥義を明らかにすることができると巻頭で述べています。
・箴言:25:4−7「銀から不純物を除け。そうすれば細工人は器を作ることができる。王の前から逆らう者から除け。そうすれば王位は正しく継承される。王の前でうぬぼれるな。身分の高い人々の場に立とうとするな。高貴な人の前で下座に落とされるよりも。上座に着くように言われる方がよい。」
-銀細工人は坩堝の中から金カスを取り除き銀細工を完成するように、王の周辺から悪を除けば王座は正しく継承される。王の知己を得ようと他を押しのけ王に近づき、王の前でただ平伏させられるより、「どうぞ、こちらの上座に」と招かれるほうがよい。
・箴言25:8−10「何ごとかを目にしても、性急に争いの場に引き出そうとするな。そのため友人に嘲られることになったら、将来どうするつもりか。自分のことについて友人と言い争うのはよいが、他人の秘密を漏らしてはならない。それを聞いた人があなたを恥に落とし、あなたの悪評は去らないであろう。」
-目にしたことを、確認もせず論争を始めるはやめた方がよい。的はずれな行動で友人にばかにされたら後々困りますよ。自分のことで友人と論争してもいいが、他人の秘密を洩らしてはいけません。それを聞いた者があなたを非難したら、反論出来ないでしょう。
・箴言25:11−13「時宜にかなって語られる言葉は、銀細工に付けられた金のりんご。聞き分ける耳に与えられる賢い懲らしめは、金の輪、純金の飾り。忠実な使者は遣わす人にとって、刈り入れの日の冷たい雪。主人の魂を生き返らせる。」
-適切な言葉と、聞く耳ある者に語る知恵の教えは、金の飾りもののように価値があります。頼もしい使者は、夏の盛りの冷たい雪のように、主人の魂を生きかえらせます。
・箴言25:14−17「雨雲が垂れこめるのに雨が降らない。与えもしない贈り物について吹聴する人、忍耐強く対すれば隊長も誘いに応じる。穏やかに語る舌は骨をも砕く。蜂蜜を見つけたら欲しいだけ食べるがよい。しかし、食べ過ぎて吐き出すことにならぬように。友人の家に足を運ぶのはまれにせよ。飽きられ、嫌われることのないように。」
-贈る気もないのに贈り物の約束をする人は、雲と風はあるが雨が降らない天気のように実体がありません。粘り強く折衝すれば権力者も折れて誘いに応じます。柔和な説得は頑な心もほぐします。蜂蜜を見つけたら、心ゆくまで食べなさい、でも食べ過ぎて吐くことのないように。友を訪れるのは程々にしなさい、過ぎれば飽きられ嫌われます。
・箴言25:18−20「こん棒、剣、鋭い矢、友人に対して偽証を立てる者。悪い歯、よろめく足、苦難の襲うとき、欺く者を頼りにすること。寒い日に衣を脱がせる者。ソーダの上に酢を注ぐ者。苦しむ心に向かって歌をうたう者。」
-隣人についての偽証は、ハンマーや剣、鋭い矢で隣人を攻撃するのと同じです。苦難のとき、信頼できない者に頼るのは、欠けた歯とよろめく足に頼るようなものです。そして寒い日に服を脱がせ、ソ−ダ−の上に酢をかけ、苦しむ者に向かって楽しそうに歌を歌う意地悪な者に出会ったのと同じです。
・箴言25:21−24「あなたを憎む者が飢えているならパンを与えよ。渇いているなら水を飲ませよ。こうしてあなたは炭火を彼の頭の上に積む。そして主があなたに報いられる。」
-ロマ12:20−21「『あなたの敵が飢えていたらパンを食べさせ、渇いていたら飲ませよ。そうすれば、燃える炭火を彼の頭に積むことになる』悪に負けることなく善をもって悪に勝ちなさい。」復讐ではなく敵を愛し、善をもって報いよ、と教えています。
・箴言25:23−24「北風は雨をもたらし、陰口をたたく舌は憤りの表情をもたらす。いさかいの好きな妻と一緒に家にいるよりは、屋根の片隅に座っているほうがよい。」
-陰口は北風が雨をもたらすように災いを招きます。争い好きの妻と暮らすくらいなら、屋根の隅で暮らしたほうがよい。
・箴言25:25−28「乾いた喉に冷たい水、遠い地からの良い便り。泉が踏み汚され、水源が荒らされる。神に従う人が神に逆らう者の前によろめく。蜂蜜を食べ過ぎればうまさは失われる。名誉を追い求めれば名誉は失われる。侵略されて城壁の滅びた町。自分の霊を制しえない人。」
-渇いた喉に冷たい水、遠い地からの良い知らせ、どちらも良いものです。しかし、泉や水源が荒らされ、神に従う人が、神に逆らう者の前でよろめくことは悪いことです。蜂蜜も食べ過ぎればまずく感じるように、栄誉も求め過ぎると尊敬を失います。自分の心を制御出来ない人は、敵に侵略され城壁を壊され、秩序をなくした町のようです。
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