すべて重荷を負うて苦労している者は、私のもとに来なさい。

トップ  >  箴言  >  2012年11月28日祈祷会(箴言17:1-28,ソロモンの格言集8)
−箴言17:1-4「乾いたパンの一片しかなくとも平安があれば、いけにえの肉で家を満たして争うよりよい。成功をもたらす僕は悪をもたらす息子を支配し、その兄弟と共に嗣業の分配にあずかる。銀にはるつぼ、金には炉、心を試すのは主。悪を働く者は悪お唇に耳を傾け、偽る者は滅亡の舌に耳をむける。」
・乾いたパン一片しかない極貧の食事でも団らんがあれば、いけにえの肉で腹を満たしながら喧嘩ばかりしている家庭より幸せなのです。知恵のある僕が成功して、元主人の放蕩息子を支配し、彼の兄弟らと元主人の遺産分配に与ったりすることもあります。金銀の質はるつぼや炉で試しますが、人の心は神に試されます。
−箴言17:5-9「貧しい者を嘲る者は造り主をみくびる者、災いのときに喜ぶ者は赦されない。孫は老人の冠、子らは父の輝き。高尚な唇は神を知らぬ者にふさわしくない。うそをつく唇は高貴な者に一層ふさわしくない。賄賂は贈り主にとって美しい宝石。贈ればどこであろうと成功する。愛を求める人は罪を覆う。前言を翻す者は友情を裂く。」
・貧乏人を嘲るのは創造主を嘲ることと同じです。他人の不幸を喜ぶ者は罰を受けます。子供らは父母の、孫らは祖父母の誇りです。神を信じない者が上品ぶっても似合いません。身分ある人の嘘をつくのはもっと似合いません。賄賂を贈れば相手が誰であろうと見返りをうけられます。愛は罪を贖います。約束を守らない人は友を失います。
−箴言17:10-12「理解力ある人を一度叱責するほうが、愚か者を百度打つよりも利き目がある。悪人は逆らうことのみ求める。彼には仮借ない使者が送られるであろう。子を奪われた熊に遭うほうが、愚か者の無知にあうよりましだ。」
・愚か者を百回叩いても効果はないが、知恵のある者は一度叱れば足ります。反逆のための反逆をする者は処刑されます。愚か者はその無知ゆえに災いを招き入れ、身内まで滅ぼします、そんなことになるくらいなら子熊をなくした母熊に遭う方がまだましです。
−箴言17:13-16「悪をもって善に報いるなら、家から災難は絶えない。いさかいの初めは水の漏り始め、裁判沙汰にならぬうちにやめておくがよい。悪い者を正しいとすることも、正しい人を悪いとすることも、共に主のいとわれることである。愚か者が代金を手にしているのは何のためか。知恵を買おうにも心がないではないか。」
・恩を仇で返す人は、報いをうけます。争いがこじれて裁判沙汰にならぬうちに和解する方が無難です。悪人を義人に、義人を悪人と言いくるめることを神は許しません。愚か者が金で知恵を買ったとしても、その知恵を用いる心までは買えません。
−箴言17:17-19「どのようなときにも、友を愛すれば、苦難のときの兄弟が生れる。意志の弱い者は手を打って誓い、その友のために証人となる。罪を愛する者は争いを愛する。戸口を高く開く者は破れを招く。」
・友情があれば苦難のとき兄弟のように助け合えます。意志の弱い人は、毅然と断れず友人の保証人になります。身のほど知らずの大言壮語をする人は、災いを招きます。
−箴言17:20-23「心の曲がった者は幸いを受けない。舌をもって欺く者は災難に陥る。愚か者を生めば悲しみがあり、神を知らない者の父に喜びはない。喜びを抱く心は体を養うが、霊が沈みこんでいると骨まで枯れる。神に逆らう者は人のふところから賄賂を取り裁きの道を曲げる。」
・心がひねくれている人に喜びはありません。人を騙した者は回り回って誰かに騙されます。愚かな子の父に喜びはなく、不信仰な子の父にも喜びはありません。喜びがあれば心が躍るが、悲しみは心を沈めます。神に逆らう者は賄賂を欲しがり正義を歪めます。喜び悲しみについての他の格言です。「穏やかな心は肉体を生かし、激情は骨を腐らせる」(14:30)「心に喜びを抱けば顔は明るくなり、心に痛みがあれば霊は沈みこむ」(15:13)喜び悲しみは人の心に明暗を生じ、健康にまで影響しているのです。
−箴言17:24-26「分別のある人は顔を知恵に向け、愚か者は目を地の果てに向ける。愚かな息子は父の悩みとなり、産んだ母の苦しみとなる。神に従う人に罰を科したり、高貴な人をその正しさのゆえに打つのは、いずれも良いことではない。」
・分別ある人の目は知恵を確認していますが、愚か者はうつろな目で地の果てを見ているだけです。愚かな子は両親の悩み苦しみの種です。信仰ある人を罰したり、高貴な人の正しさを責めるのは間違いです。
−箴言17:27-28「口数を制する人は知識をわきまえた人。冷静な人には英知がある。無知な者も黙っていれば知恵があると思われ、唇を閉じれば聡明だと思われる。」
・言わねばならぬ事と、言ってはならぬ事の区別は冷静な判断がなければできません。
無知をさらけ出したくなかったら、口を慎んだほうが利口です。
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