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トップ  >  詩編  >  2012年6月27日祈祷会(詩編148編「ハレルヤ御名を賛美せよ」)
・148編は天上の御使いらへ賛美を促すハレルヤから始まり、賛美の勧めは次第に全被造物へ及びます。
−148:1−2「ハレルヤ。天において主を賛美せよ。高い天で主を賛美せよ。御使いらよ、こぞって主を賛美せよ。主の万軍よ、こぞって主を賛美せよ。」
・天の御使いらの主への賛美が最もよく顕されているのがルカ福音書です。
−ルカ2:8−14「その地方で羊飼いたちが野宿をしながら、夜通し羊の群れの番をしていた。すると、主の天使が近づき、主の栄光が周りを照らしたので、彼らは非常に恐れた。天使は言った。『恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれなった。この方こそ主メシアである。あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなたがたへのしるしである。』すると、突然、この天使に天の大軍が加わり、神を賛美して言った。『いと高きところには栄光、神にあれ、地には平和、御心に適う人にあれ』」
・3−4節は日や月、星、天上の水である雲にまで、主への賛美を促しています。
−148:3−4「日よ、月よ、主を賛美せよ。輝く星よ、主を賛美せよ。天の上にある水よ、主を賛美せよ。」
・日や月や星などは生物ではありませんが、神の被造物であることにかわりありません。天体はその秩序ある運行によって神を賛美しています。詩編19篇を参照します。
−詩編19:2−7「天は神の栄光を物語り、大空は御手の業を示す。昼は昼に語り伝え、夜は夜に知識を送る。話すことも、語ることもなく、声は聞こえなくても、その響きは全地に、その言葉は世界の果てに向かう。そこに神は太陽の幕屋を設けられた。太陽は、花婿が天蓋から出るように、勇士が喜び勇んで道を走るように、天の果てを出で立ち、天の果てを目指して行く。その熱から隠れうるものはない。」
−148:5−6「主の御名を賛美せよ。主は命じられ、すべてのものは創造された。主はそれらを世々限りなく立て、越ええない掟を与えられた。
・越えない掟とは主なる神が宇宙に与えた秩序なのです。
−148:7-8「地において主を賛美せよ。海に住む竜よ、深淵よ、火よ、雹よ、雪よ、霧よ、御言葉を成し遂げる嵐よ」
・7−8節は想像の動物と気象現象です。竜は現代では架空の動物ですが、詩編の時代の竜は、大海の底深くに住む巨大で恐ろしい動物と信じられ、海は満々と水を湛えた不気味な深淵でした。燃やし尽す火、雷音と共に降り、農作物や家畜に害を与える雹、雪、霧、などは人を脅かす気象現象とされていました。そして嵐は御言葉を成し遂げる試練であると信じられていました。
−148:9−10「山々よ、すべての丘よ、実を結ぶ木よ、杉の林よ、野の獣よ、全ての家畜よ、地を這うものよ、翼ある鳥よ」
・地上にある神の創造物への賛美です。詩編65編を参照します。
−詩編65:6−8「わたしたちの救いの神よ。あなたの恐るべき御業が、わたしたちへのふさわしい答えでありますように。遠い海、地の果てに至るまで、すべてのものがあなたに依り頼みまず。御力をもって山々を固く据え、雄々しさを身に帯びておられる方。大海のどよめき、波のどよめき、諸国の民の騒ぎを鎮める方。」
−詩編65:9−11「お与えになる多くのしるしを見て、地の果てに住む民は畏れ敬い、朝と夕べの出で立つところには、喜びの歌が響きます。あなたは地に臨んで水を与え、豊かさを加えられます、神の水路は水をたたえ、地は穀物を備えます。あなたがそのように地を備え、畝を潤し、土をならし、豊かな雨を注いで柔らかにし、芽生えたものを祝福してくださるからです。」
−65:12−14「あなたは豊作の年を冠として地に授けられます。あなたの過ぎ行かれる跡には油が滴っています。荒野の原にも滴り、どの丘も喜びを帯とし、牧場は羊の群れに装われ、谷は麦に覆われています。ものみな歌い、喜びの叫びをあげています。」
・最後は王から幼子まですべての人々への賛美の勧めとなりハレルヤで結ばれます。
−148:11−14「地上の王よ、諸国の民よ、君主よ、地上の支配者よ、若者よ、おとめよ、老人よ、幼子よ。主の御名を賛美せよ。主の御名はひとり高く、威光は天地に満ちている。主は御自分の民の角を高く上げてくださる。それは主の慈しみに生きるすべての人の栄誉。主に近くある民、イスラエルの子らよ。ハレルヤ。」
・パウロは神と被造物の関係を次のように述べています。
−ロ−マ8:38−39「わたしは確信しています。死も、命も、天使も、支配するものも、現在のものも、未来のものも、力あるものも、高いところいるものも、低いところにいるものも、他のどんな被造物も、わたしたちの主キリスト・イエスによって示された神の愛から、わたしたちを引き離すことはできないのです。」
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