すべて重荷を負うて苦労している者は、私のもとに来なさい。

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1.敵軍を囲む主の軍勢を見る

・アラムとイスラエルの戦争状態が続いていた。アラム軍は情報がイスラエル軍に漏れていることを知り、その原因が預言者エリシャにあることを知って、エリシャを捕らえるために、軍勢を送る。
-粁鷁Φ6:11-14「アラムの王の心はこの事によって荒れ狂い、家臣たちを呼んで『我々の中のだれがイスラエルの王と通じているのか、私に告げなさい』と言った。家臣の一人が答えた『だれも通じていません。わが主君、王よ、イスラエルには預言者エリシャがいて、あなたが寝室で話す言葉までイスラエルの王に知らせているのです』。・・・王に『彼はドタンにいる』という知らせがもたらされた。王は、軍馬、戦車、それに大軍をそこに差し向けた。彼らは夜中に到着し、その町を包囲した」。
・エリシャの召使は町を囲む軍勢を見て狼狽し、主人に伝える。エリシャは彼の霊の目を開いて、敵に倍する主の軍勢が自分たちを守っていることを見せる。
-粁鷁Φ6:15-17「神の人の召使が朝早く起きて外に出てみると、軍馬や戦車を持った軍隊が町を包囲していた。従者は言った『御主人よ、どうすればいいのですか』。するとエリシャは『恐れてはならない。私たちと共にいる者の方が、彼らと共にいる者より多い』と言って、主に祈り『主よ、彼の目を開いて見えるようにしてください』と願った。主が従者の目を開かれたので、彼は火の馬と戦車がエリシャを囲んで山に満ちているのを見た」。
・人は現実の延長線上にしか、将来を見ることは出来ない。しかし、霊の目が開かれた時、私たちは神が共におられるのを見る。砂漠に追放され、渇きで死に掛けたハガルの目を開けてくださったのも主であった。
-創世記21:14-19「ハガルは立ち去り、ベエル・シェバの荒れ野をさまよった。革袋の水が無くなると・・・『私は子供が死ぬのを見るのは忍びない』と言って・・・子供の方を向いて座ると、声をあげて泣いた。・・・ 神がハガルの目を開かれたので、彼女は水のある井戸を見つけた。彼女は行って革袋に水を満たし、子供に飲ませた」。
・エリシャは「恐れてはならない。私たちと共にいる者の方が、彼らと共にいる者より多い」と言った。言葉どおり、主はアラムの軍隊の目をくらませ、イスラエルを救われた。
-粁鷁Φ6:18「アラム軍が攻め下って来たので、エリシャが主に祈って、『この異邦の民を打って目をくらましてください』と言うと、主はエリシャの言葉どおり彼らを打って目をくらまされた」。

2.包囲と飢餓の中で主を信じる

・その後、アラム軍は再び、サマリアを攻め、町は包囲され、城内では食物が極度に不足し、普段は食べない、ろばの頭や燃料のはとの糞さえも高価で取引されるようになった。
-粁鷁Φ6:24-25「その後、アラムの王ベン・ハダドは全軍を召集し、攻め上って来て、サマリアを包囲した。サマリアは大飢饉に見舞われていたが、それに包囲が加わって、ろばの頭一つが銀八十シェケル、鳩の糞四分の一カブが五シェケルで売られるようになった」。
・住民の中には、子どもを殺して食べる者さえ出た。後にエルサレムがバビロニヤに攻め滅ぼされた時、飢餓の中で、自分の子どもを煮て食べる事例が報告されている。極限状況の中では、人間性も失われていく。
-哀歌4:9-10「剣に貫かれて死んだ者は、飢えに貫かれた者より幸いだ。・・・憐れみ深い女の手が自分の子供を煮炊きした。私の民の娘が打ち砕かれた日、それを自分の食糧としたのだ」。
・王は神を呪い、神の代理人である預言者エリシャを殺そうとする。
-粁鷁Φ6:30-31「王はこの女の話を聞いて、衣を裂いた。王は城壁の上を通っていたので、それが民に見えた。王の肌着は粗布であった。王は言った『シャファトの子エリシャの首が今日も彼についているなら、神が幾重にも私を罰してくださるように』」。
・その王にエリシャは伝える。主が動かれる。主を信じよと。しかし、王もその副官も信じることが出来ない。
-粁鷁Φ7:1-2「エリシャは言った『主の言葉を聞きなさい。主はこう言われる。明日の今ごろ、サマリアの城門で上等の小麦粉一セアが一シェケル、大麦二セアが一シェケルで売られる』。王の介添えをしていた侍従は神の人に答えた『主が天に窓を造られたとしても、そんなことはなかろう』」。
・地上の出来事だけが、目の前の苦しみだけが、真実ではなく、この地上は天に続き、天では救いの出来事が進行している。私たちはそれを見る。イエスがナタナエルに言われたことは、そういう意味だ。
-ヨハネ1:50-51「イエスは答えて言われた『いちじくの木の下にあなたがいるのを見たと言ったので、信じるのか。もっと偉大なことをあなたは見ることになる』。更に言われた『はっきり言っておく。天が開け、神の天使たちが人の子の上に昇り降りするのを、あなたがたは見ることになる』」。
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