すべて重荷を負うて苦労している者は、私のもとに来なさい。

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1.サラの死


・サラは127歳で死んだ。その生涯は信仰の生涯だったとヘブル書は記す。
―ヘブル11:11「信仰によって、サラもまた、年老いていたが、種を宿す力を与えられた。約束をなさったかたは真実であると、信じていたからである。」
・いろいろな出来事があったが、サラは忠実にアブラハムに仕えた。ペテロはそれをサラの偉大さと見ている。
―汽撻謄3:5-6「むかし、神を仰ぎ望んでいた聖なる女たちも、このように身を飾って、その夫に仕えたのである。たとえば、サラはアブラハムに仕えて、彼を主と呼んだ。あなたがたも、何事にもおびえ臆することなく善を行えば、サラの娘たちとなるのである。」
・サラの死をアブラハムは嘆いたが、やがて立ち上がり、サラのためにカナンの地に墓地を購入しようとする。
―創世記23:4「わたしは、あなたがたのところに一時滞在する寄留者ですが、あなたがたが所有する墓地を譲ってくださいませんか。亡くなった妻を葬ってやりたいのです。」
・アブラハムは自分を寄留者と表現する。信仰者はこの世では寄留者、旅人である。
―ヘブル11:13「これらの人はみな、信仰をいだいて死んだ。まだ約束のものは受けていなかったが、はるかにそれを望み見て喜び、そして、地上では旅人であり寄留者であることを、自ら言いあらわした。」


2.墓地の購入


・寄留者が地上で持つ唯一のもの、それが家族のための墓地である。アブラハムはそれを所有したいと申し出たが、地の民は譲渡ではなく貸与を申し出、婉曲にそれを断った。
―創世記23:6「われわれの墓地の最も良い所にあなたの死人を葬りなさい。その墓地を拒んで、あなたにその死人を葬らせない者はわれわれのうちには、ひとりもないでしょう」。
・しかし、アブラハムはあくまでも譲ってほしいと交渉する。
―創世記23:8-9「もしわたしの死人を葬るのに同意されるなら、わたしの願いをいれて、わたしのためにゾハルの子エフロンに頼み、彼が持っている畑の端のマクペラのほら穴をじゅうぶんな代価でわたしに与え、あなたがたのうちに墓地を持たせてください」。
・相手の言い値は銀400シュケル、かなりの高額であった。アブラハムは値段交渉をせず、そのまま受け入れる。
―創世記23:16-18「アブラハムはエフロンの言葉にしたがい、エフロンがヘテの人々の聞いているところで言った銀、すなわち商人の通用銀四百シケルを量ってエフロンに与えた。こうしてマムレの前のマクペラにあるエフロンの畑は、畑も、その中のほら穴も、畑の中およびその周囲の境にあるすべての木も皆、ヘテの人々の前、すなわちその町の門にはいるすべての人々の前で、アブラハムの所有と決まった。」
・これが約束の地で与えられた最初の土地であった。アブラハムは地上では寄留民であることを表明したが、この地上に死者のための墓地を購入した。アブラハムもイサクもヤコブもこの墓地に埋葬された。
―ヨハネ14:1-3「あなたがたは、心を騒がせないがよい。神を信じ、またわたしを信じなさい。わたしの父の家には、すまいがたくさんある。もしなかったならば、わたしはそう言っておいたであろう。あなたがたのために、場所を用意しに行くのだから。そして、行って、場所の用意ができたならば、またきて、あなたがたをわたしのところに迎えよう。わたしのおる所にあなたがたもおらせるためである。」


参考.キリスト者の葬儀と墓地について

・教会員およびその家族より申し出があれば、教会で葬儀を執り行う。
・教会で共同墓地(公共墓地の購入)ないし納骨堂(教会地下室等)を持つ事例が増えている。
・毎年決まった日に墓前礼拝を行う教会もある。教団の場合は11月第一主日が聖徒の日(永眠者記念日)である。
・1ヶ月、1年、3年、等の永眠日に記念会を行う遺族もある。
・将来的には、篠崎キリスト教会もどうするか考なければいけないことである。
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