すべて重荷を負うて苦労している者は、私のもとに来なさい。

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1.エリコ攻略

・ヨルダン川を渡ったイスラエルは、エリコ攻略に向かう。エリコは攻撃を予想して、城門を閉じていた。高い城壁が目の前にある。どのように攻略すべきか、強行突破をすれば多くの犠牲が出る、ヨシュアは迷う。
−ヨシュア記6:1-5「エリコは、イスラエルの人々の攻撃に備えて城門を堅く閉ざしたので、だれも出入りすることはできなかった」。
・その時、イスラエルに与えられた命令は、「エリコ城壁の周りを七人の祭司を先頭にして七たび回れ、そうすれば城壁は落ちる」という、破天荒な命令だった。
−ヨシュア記6:3-5「あなたたち兵士は皆、町の周りを回りなさい。町を一周し、それを六日間続けなさい。七人の祭司は、それぞれ雄羊の角笛を携えて神の箱を先導しなさい。七日目には、町を七周し、祭司たちは角笛を吹き鳴らしなさい。彼らが雄羊の角笛を長く吹き鳴らし、その音があなたたちの耳に達したら、民は皆、鬨の声をあげなさい。町の城壁は崩れ落ちるから、民は、それぞれ、その場所から突入しなさい」
・城壁の周りを回っても城壁が崩れるとは思えない。それでもヨシュアは命令に従った。このような行為が7日間も続いた。エリコの守備隊はイスラエルを嘲笑したに違いない。しかし、ヨシュアは続けるように命じ続けた。
−ヨシュア記6:12-14「翌朝、ヨシュアは早く起き、祭司たちは主の箱を担ぎ、七人の祭司はそれぞれ雄羊の角笛を携え、それを吹き鳴らしながら主の箱の前を進んだ。武装兵は、更にその前衛として進み、また後衛として主の箱に従った。行進中、角笛は鳴り渡っていた。彼らは二日目も、町を一度回って宿営に戻った。同じことを、彼らは六日間繰り返した」。
・ヨシュアは7日間、民に緘口令を強いた。もし、民に自由に語らせたらなら、不満の声が出て、作戦は失敗したであろう。「こんな事をして何になる。馬鹿らしい」、そのようなつぶやきが出かねない作戦だった。
−ヨシュア記6:10-11「ヨシュアは、その他の民に対しては、『私が鬨の声をあげよと命じる日までは、叫んではならない。声を聞かれないようにせよ。口から言葉を発してはならない。あなたたちは、その後で鬨の声をあげるのだ』と命じた」。
・七日目にヨシュアは町を七たび回るように命じ、その後で、民に鬨の声を上げさせた。その時、城壁は崩れた。
−ヨシュア記6:20「角笛が鳴り渡ると、民は鬨の声をあげた。民が角笛の音を聞いて、一斉に鬨の声をあげると、城壁が崩れ落ち、民はそれぞれ、その場から町に突入し、この町を占領した」。
・ヨシュアは味方にほとんど犠牲を出さずにエリコを占領した。彼の戦いは、不信仰との戦いだった。
−ヨシュア記6:27「主がヨシュアと共におられたので、彼の名声はこの地方一帯に広まった」。


2.意味がわからなくとも、神の命に従う

・何が起きたのか、考えられることは七日の行軍中に、ヨシュアと部下は城壁の構造を観察し、弱い部分の漆喰やれんがをはずす等の下工作を密かに行い、7日目にその部分を集中攻撃したのであろう。エリコを渡されるのは神の業であるが、種を蒔くのは私たちだ。
−汽灰螢鵐3:6「私は植え、アポロは水を注いだ。しかし、成長させてくださったのは神です」。
・神の考えは人の想像を超える。私たちは命じられたらまず従う。従う事を通して、やるべき事が見えてくる。
−イザヤ55:8-11「私の思いは、あなたたちの思いと異なり、私の道はあなたたちの道と異なる・・・私の口から出る私の言葉も、空しくは私のもとに戻らない。それは私の望むことを成し遂げ、私が与えた使命を必ず果たす」。
・今は意味がわからなくとも従うことは大事だ。従いを通じて、やがて、わかる時が来る。
−汽灰13:12「今は、鏡におぼろに映ったものを見ている。だがそのときには、顔と顔とを合わせて見ることになる。私は、今は一部しか知らなくとも、そのときには、はっきり知られているようにはっきり知ることになる」。
・ノアも同じだった。彼は人々の嘲笑を受けながら、晴天の日に、洪水に備えた箱舟を作り続けた。
−マタイ24:37-39「人の子が来るのは、ノアの時と同じだからである。洪水になる前は、ノアが箱舟に入るその日まで、人々は食べたり飲んだり、めとったり嫁いだりしていた。そして、洪水が襲って来て一人残らずさらうまで、何も気がつかなかった。人の子が来る場合も、このようである」。
・それが信仰だと新約の記者たちも述べる。
−ヘブル11:30-31「信仰によって、エリコの城壁は、人々が周りを七日間回った後、崩れ落ちました。信仰によって、娼婦ラハブは、様子を探りに来た者たちを穏やかに迎え入れたために、不従順な者たちと一緒に殺されなくて済みました」。
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