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1.イサク誕生の予告


・三人の旅人がアブラハムを訪れ、アブラハムはこれを歓待する。サラに子供が生まれるとの予告で、アウラハムは彼らが主の使いであることがわかった。
―創世記18:10 「そのひとりが言った、「来年の春、わたしはかならずあなたの所に帰ってきましょう。その時、あなたの妻サラには男の子が生れているでしょう」。
・サラはこの予告を聞いて冷笑する。
―創世記18:10-12「サラはうしろの方の天幕の入口で聞いていた。さてアブラハムとサラとは年がすすみ、老人となり、サラは女の月のものが、すでに止まっていた。それでサラは心の中で笑って言った、わたしは衰え、主人もまた老人であるのに、わたしに楽しみなどありえようか」
・主の使いは冷笑するサラを叱咤する。このことにより、サラは自らの不信を悔いる。
―創世記18:13-15「なぜサラは、わたしは老人であるのに、どうして子を産むことができようかと言って笑ったのか。主にとって不可能なことがありましょうか。・・・サラは恐れたので、これを打ち消して言った、わたしは笑いません。主は言われた、いや、あなたは笑いました」
・ヘブル書の著者は、このときサラは「不可能を可能にする主を信じた」と受け止める。
―ヘブル11:11「信仰によって、サラもまた、年老いていたが、種を宿す力を与えられた。約束をなさったかたは真実であると、信じていたからである。」


2.ソドム滅亡の予告


・主はソドムを滅ぼす予定であることをアブラハムに告げられる。
―創世記18:17-19「時に主は言われた、わたしのしようとする事をアブラハムに隠してよいであろうか。・・・地のすべての民がみな、彼によって祝福を受けるのではないか。わたしは彼が後の子らと家族とに命じて主の道を守らせ、正義と公道とを行わせるために彼を知ったのである。」
・ソドムの滅亡を予告されたアブラハムは、主に執り成しを始める。
―創世記18:23-24「アブラハムは近寄って言った、まことにあなたは正しい者を、悪い者と一緒に滅ぼされるのですか。たとい、あの町に五十人の正しい者があっても、あなたはなお、その所を滅ぼし、その中にいる五十人の正しい者のためにこれをゆるされないのですか。」
・アブラハムはソドムの町に10人の正しい人がいれば滅ぼさないとの主の確約を取るが、そこで止める。正しい者が一人もいないことを知ったからである。
―エレミヤ5:1「エルサレムのちまたを行きめぐり、見て、知るがよい。その広場を尋ねて、公平を行い、真実を求める者が、ひとりでもあるか捜してみよ。あれば、わたしはエルサレムをゆるす。」
・滅ぼすことが主の目的ではなく、裁きを通して人を救うことが御旨であることを歴史は示す。
―ホセア11:8-9「エフライムよ、どうして、あなたを捨てることができようか。イスラエルよ、どうしてあなたを渡すことができようか。・・・わたしの心は、わたしのうちに変り、わたしのあわれみは、ことごとくもえ起っている。わたしはわたしの激しい怒りをあらわさない。わたしは再びエフライムを滅ぼさない。わたしは神であって、人ではなく、あなたのうちにいる聖なる者だからである。わたしは滅ぼすために臨むことをしない。」
・正しい者が一人もいない為、主はご自身の子を贖いのためにこの世に遣わすことを決意される。
―ローマ3:9-20「わたしたちには何かまさったところがあるのか。絶対にない。ユダヤ人もギリシヤ人も、ことごとく罪の下にあることを、わたしたちはすでに指摘した。次のように書いてある、/「義人はいない、ひとりもいない。・・・なぜなら、律法を行うことによっては、すべての人間は神の前に義とせられないからである。律法によっては、罪の自覚が生じるのみである。」
―ヨハネ3:16「神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。」
・父祖の伝承を集め、主が何故イスラエルを滅ぼされたのかを追求したのが、バビロン捕囚の民であった。その一人であった第二イザヤもメシアは贖いのために来られるとの信仰に達した。
―イザヤ53:5「彼はわれわれのとがのために傷つけられ、われわれの不義のために砕かれたのだ。彼はみずから懲らしめをうけて、われわれに平安を与え、その打たれた傷によって、われわれはいやされたのだ。」
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