すべて重荷を負うて苦労している者は、私のもとに来なさい。

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1.バラムの三度目の託宣


・モアブ王バルクは、眼前の敵イスラエルを呪うように、魔術師バラムを雇い、バラムはイスラエルを呪うために魔術を行おうとするが、彼はイスラエルを祝福する言葉しか言えなかった。
-民数記23:7-8「バラクはアラムから、モアブの王は東の山々から私を連れて来た。・・・神が呪いをかけぬものにどうして私が呪いをかけられよう。主がののしらぬものをどうして私がののしれよう」。
・バラクは呪うように魔術師に圧力をかける。しかし、バラムはイスラエルを呪うことは出来ない。
-民数記23:20-21「見よ、祝福の命令を私は受けた。神の祝福されたものを私が取り消すことはできない。・・・彼らの神、主が共にいまし、彼らのうちに王をたたえる声が響く」。
・バラムは三度目も試みた。しかし、彼は神が命じられたままを語る。魔術師が預言者に変えられていった。
-民数記24:1-7「バラムは、イスラエルを祝福することが主の良いとされることであると悟り、いつものようにまじないを行いに行くことをせず、顔を荒れ野に向けた。・・・神の霊がそのとき、彼に臨んだ。・・・いかに良いことか、ヤコブよ、あなたの天幕は、イスラエルよ、あなたの住む所は。・・・水は彼らの革袋から溢れ、種は豊かな水を得て育つ。彼らの王はアガグよりも栄え、その王国は高く上げられる」。
・モアブ王は怒る。しかし、バラムは答える「主が語られたことだけしか私は語れない」。
-民数記24:12-13「たとえバラクが、家に満ちる金銀を贈ってくれても、主の言葉に逆らっては、善にしろ悪にしろ、私の心のままにすることはできません。私は、主が告げられることを告げるだけです』と。
・バラムの言葉は説教者に何をなすべきかを教える。説教者が神に聞いたことのみ語る時、言葉は力を持つ。
-イザヤ55:11「私の口から出るわたしの言葉も、むなしくは、私のもとに戻らない。それは私の望むことを成し遂げ、私が与えた使命を必ず果たす」。


2.バラムの四度目の託宣

・バラムは、求められないのに、預言を始める。主の言葉が彼の内にある。イスラエルの未来についての預言だ。
-民数記24:17「私には彼が見える。しかし、今はいない。彼を仰いでいる。しかし、間近にではない。一つの星がヤコブから進み出る。一つの笏がイスラエルから立ち上がり、モアブのこめかみを打ち砕き、シェトのすべての子らの頭の頂を砕く」。
・この預言はダビデの時に実現する。ダビデはモアブを打ち、アラムを征服し、エドムをも支配下に置いた。新約時代の人々はこの預言の中にメシア=キリストの到来を見た。
・神がこのようにモアブと戦っておられた時に、イスラエルの宿営の中では、人々は罪を犯し始めていた。モアブの女たちと姦淫を犯し、女たちの求めに応じて、バアルの神を拝み始める。
-民数記25:1-2「イスラエルがシティムに滞在していたとき、民はモアブの娘たちに従って背信の行為をし始めた。娘たちは自分たちの神々に犠牲をささげるときに民を招き、民はその食事に加わって娘たちの神々を拝んだ。イスラエルはこうして、ペオルのバアルを慕ったので、主はイスラエルに対して憤られた」。
・神はこの民を用いて、御自分の業を為される。民が約束の地に入って何をするかを神は承知しておられた。
-申命記31:16-21「この民は直ちに、入って行く土地で、その中の外国の神々を求めて姦淫を行い、私を捨てて、私が民と結んだ契約を破るであろう。・・・私は、私が誓った土地へ彼らを導き入れる前から、既に彼らが今日、思い図っていることを知っていたのである。」
・私たちもそうだ。バプテスマを受けて、私たちは聖別され、祝福される。それにも関らず、私たちは罪を犯し続ける。私たちは青銅のへび、高く掲げられた十字架を仰ぎ続けないと、神の民であり続けることは出来ない。
-民数記21:6-9「主は炎の蛇を民に向かって送られた。蛇は民をかみ、イスラエルの民の中から多くの死者が出た。民はモーセのもとに来て言った『私たちは主とあなたを非難して、罪を犯しました。主に祈って、私たちから蛇を取り除いてください』。モーセは民のために主に祈った。主はモーセに言われた『あなたは炎の蛇を造り、旗竿の先に掲げよ。蛇にかまれた者がそれを見上げれば、命を得る」。モーセは青銅で一つの蛇を造り、旗竿の先に掲げた。蛇が人をかんでも、その人が青銅の蛇を仰ぐと、命を得た』。
-ヨハネ3:14-15「モーセが荒れ野で蛇を上げたように、人の子も上げられねばならない。それは、信じる者が皆、人の子によって永遠の命を得るためである」。
-汽灰2:2「私はあなたがたの間で、イエス・キリスト、それも十字架につけられたキリスト以外、何も知るまいと心に決めていたからです」。
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