すべて重荷を負うて苦労している者は、私のもとに来なさい。

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1.誓願の献げ物

・誓願とは、切迫した状況の下で、神の助けを求めるため、献げ物をすることを誓う行為である。ヤコブは故郷を追われて荒野を放浪していた時、守ってくれるならば、聖所を立て、十分の一を献げると誓った。
―創世記28:20-22「ヤコブはまた、誓願を立てて言った。『神が私と共におられ、私が歩むこの旅路を守り、食べ物、着る物を与え、無事に父の家に帰らせてくださり、主が私の神となられるなら、私が記念碑として立てたこの石を神の家とし、すべて、あなたが私に与えられるものの十分の一をささげます。』」
・エフタは戦いに勝利を得るならば、家に帰りついた時出てくる最初の者を捧げると誓い、娘を捧げた。
―士師記11:30-31「エフタは主に誓いを立てて言った。『もしあなたがアンモン人を私の手に渡してくださるなら、私がアンモンとの戦いから無事に帰るとき、私の家の戸口から私を迎えに出て来る者を主のものといたします。私はその者を、焼き尽くす献げ物といたします。』」
・ハンナは子を持つことを願い、与えられればその子を主に献げると誓った。
―汽汽爛┘1:11「そして、誓いを立てて言った。『万軍の主よ、はしための苦しみを御覧ください。はしために御心を留め、忘れることなく、男の子をお授けくださいますなら、その子の一生を主におささげし、その子の頭には決してかみそりを当てません。』」
・誓願を立てることは個人の自由であるが、誓願をした場合は守ることを求められた。誓願を取消す場合の買戻し規定がレビ記27章に定められている。成人男子は銀50枚、女子は銀30枚、それは奴隷を買い取る価格であった。
―レビ記27:2-3「もし、終身誓願に相当する代価を、満願の献げ物として主にささげる場合、その相当額は二十歳から六十歳までの男子であれば、聖所のシェケルで銀五十シェケルである。」


2.買戻すことの出来ない献げ物

・誓願の献げ物の多くは買戻すことが出来たが、家畜の初子は買戻すことが出来なかった。何故ならば、それは最初から主のものであり、主のものを捧げることは出来ないからだ。
―レビ記27:26「家畜の初子は生まれたときから主のものであるから、それが牛であれ、羊であれ、だれもそれをささげることはできない。それは主のものである。」
・穀物や家畜の十分の一は主のものであるから、それは誓いの献げ物にしてはいけないと言われている。
―レビ記27:30「土地から取れる収穫量の十分の一は、穀物であれ、果実であれ、主のものである。それは聖なるもので主に属す。」
・イエスは言われた「誓願をするな、何故なら誓いをしても人間は守ることが出来ないからだ」。
―マタイ5:33-37「昔の人は、『偽りの誓いを立てるな。主に対して誓ったことは、必ず果たせ』と命じられている。しかし、私は言っておく。一切誓いを立ててはならない。天にかけて誓ってはならない。そこは神の玉座である。地にかけて誓ってはならない。そこは神の足台である。・・・また、あなたの頭にかけて誓ってはならない。髪の毛一本すら、あなたは白くも黒くもできないからである。あなたがたは、『然り、然り』『否、否』と言いなさい。それ以上のことは、悪い者から出るのである。」
・私たちはもう誓願をする必要はない。何故なら、神は、私たちに何が必要であるかは全てご存知であることを、イエスが示してくれたからだ。
―マタイ6:31-34「『何を食べようか』『何を飲もうか』『何を着ようか』と言って、思い悩むな。それはみな、異邦人が切に求めているものだ。あなたがたの天の父は、これらのものがみなあなたがたに必要なことをご存じである何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる。だから、明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である。」
・だから私たちは与えられた恵を進んで献げる。それが私たちの誓願だ。
―競灰螢鵐9:6-8「惜しんでわずかしか種を蒔かない者は、刈り入れもわずかで、惜しまず豊かに蒔く人は、刈り入れも豊かなのです。各自、不承不承ではなく、強制されてでもなく、こうしようと心に決めたとおりにしなさい。喜んで与える人を神は愛してくださるからです。神は、あなたがたがいつも全ての点で全てのものに十分で、あらゆる善い業に満ちあふれるように、あらゆる恵みをあなたがたに満ちあふれさせることがおできになります。」
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2004年7月28日祈祷会(レビ記26章、祝福と呪い)
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