すべて重荷を負うて苦労している者は、私のもとに来なさい。

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1.聖であれ

・「神は聖であるから、あなた方も聖であれ」がレビ記の中心思想である。神に仕える者としての祭司は特に厳しく、「聖である」ことを求められる。
−レビ記21:1-6「アロンの子である祭司たちに告げてこう言いなさい。親族の遺体に触れて身を汚してはならない。・・・神に属する聖なる者であるように、神の名を汚さないようにしなければならない。祭司は、燃やして主にささげる神の食物を携えるのであるから、聖なる者でなければならない。」
・死体に触れては穢れてはいけない。頭をそったり、ひげをそったりして、服喪してはならないと命じられる
−レビ記21:4-5「親族の遺体に触れて、身を汚すことがあってはならない。また、頭髪の一部をそり上げたり、ひげの両端をそり落としたり、身を傷つけたりしてはならない」。
・家族もまた聖であることを求められる(遊女となる=異教の神の巫女になる)。それは宗教的聖の求めである。
−レビ記21:7-9「遊女となって身を汚した女、あるいは離縁された女をめとってはならない。・・・祭司の娘が遊女となって、身を汚すならば、彼女は父を汚す者であるから、彼女を焼き殺さねばならない」。
・祭司の頭である大祭司はより一層聖であることに留意せよと言われる。父母の葬儀にも出るなと言われる。
−レビ記21:10-11「同僚の祭司たちの上位に立ち、聖別の油を頭に注がれ、祭司の職に任ぜられ、そのための祭服を着る身となった者は、髪をほどいたり、衣服を裂いたりしてはならない。自分の父母の遺体であっても、近づいて身を汚してはならない」。
・祭司の一族であっても障害のある者は、祭司の務めをしてはいけないとも言われる。
−レビ記21:17-21「あなたの子孫のうちで、障害のある者は、代々にわたって、神に食物をささげる務めをしてはならない。・・・目や足の不自由な者、鼻に欠陥のある者、手足の不釣り合いの者、手足の折れた者・・
祭司アロンの子孫のうちで、以上の障害のある者はだれでも、主に燃やしてささげる献げ物の務めをしてはならない。彼には障害があるから、神に食物をささげる務めをしてはならない」
・主には最上のものを捧げよ、傷のあるものを捧げるなとも言われる。
−レビ記22:19-20「主に受け入れられるように傷のない牛、羊、山羊の雄を取る。あなたたちは傷のあるものをささげてはならない。それは主に受け入れられないからである。」


2.この規定は私たちにとって何か


・新約聖書も祭司になる者は、聖なる者でなければいけないという。
−汽謄皀3:1-7「監督の職を求める人がいれば、その人は良い仕事を望んでいる。だから、監督は、非のうちどころがなく、一人の妻の夫であり、節制し、分別があり、礼儀正しく、客を親切にもてなし、よく教えることができなければなりません。また、酒におぼれず、乱暴でなく、寛容で、争いを好まず、金銭に執着せず、自分の家庭をよく治め、常に品位を保って子供たちを従順な者に育てている人でなければなりません。自分の家庭を治めることを知らない者に、どうして神の教会の世話ができるでしょうか。」
・ここの監督とは牧師をさすが、新約で全ての信徒は祭司である。聖であれとは私たち自身に言われている。
−汽撻謄2:9「あなたがたは、選ばれた民、王の系統を引く祭司、聖なる国民、神のものとなった民です。それは、あなたがたを暗闇の中から驚くべき光の中へと招き入れてくださった方の力ある業を、あなたがたが広く伝えるためなのです。」
・現実の私たちは肉の存在であり、聖であることは出来ない。聖であるとは信仰なしにはありえない。
−ヘブル10:11-14「すべての祭司は、毎日礼拝を献げるために立ち、決して罪を除くことのできない同じいけにえを、繰り返して献げます。しかしキリストは、罪のために唯一のいけにえを献げて、永遠に神の右の座に着き、その後は、敵どもが御自分の足台となってしまうまで、待ち続けておられるのです。なぜなら、キリストは唯一の献げ物によって、聖なる者とされた人たちを永遠に完全な者となさったからです。」
・「聖であれ」とは、身を清めたり、汚れから遠ざかることではない。それ以上に、どう生きるかが問われる。
−マラキ書1:8「あなたたちが目のつぶれた動物をいけにえとしてささげても、悪ではないのか。足が傷ついたり、病気である動物をささげても悪ではないのか。それを総督に献上してみよ。彼はあなたを喜び、受け入れるだろうかと万軍の主は言われる。」
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