すべて重荷を負うて苦労している者は、私のもとに来なさい。

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1.アブラハムの召命(1−3節)

・アブラハムは主の召命を受けて、どこに行くのかも問い返さず、それに従った。
―創世記12:1-4「主はアブラムに言われた。『あなたは生まれ故郷/父の家を離れて/わたしが示す地に行きなさい。』・・・アブラムは、主の言葉に従って旅立った。」
・召命においては全てを捨てて従うことが要求される。イエスの弟子たちもそうであった。
―マタイ4:18-20「イエスは・・・ペトロと呼ばれるシモンとその兄弟アンデレが、湖で網を打っているのを御覧になった。彼らは漁師だった。イエスは、『わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう』と言われた。二人はすぐに網を捨てて従った。」
・その献身の結果として、祝福が与えられる。
―創世記12:2「わたしはあなたを大いなる国民にしあなたを祝福し、あなたの名を高める祝福の源となるように。」


2.アブラハムの旅立ち(4-9節)

・アブラハムは約束の地に到着し、「あなたの子孫にこの土地を与える」との約束を受ける(7節)。
―その土地にはカナン人が住んでいた(アブラハムは土地を得る情況ではなかった。土地を持たないものに土地を与えるとの約束が与えられる)。
―アブラハムには子がなく、妻サラは不妊であった(子が無く、子が出来ない情況で子孫の繁栄が約束される)
・しかし、アブラハムはこの約束を信じ、祭壇を築いて主を拝した。
―ヘブル11:8-13「信仰によって、アブラハムは、自分が財産として受け継ぐことになる土地に出て行くように召し出されると、これに服従し、行き先も知らずに出発したのです。信仰によって、アブラハムは他国に宿るようにして約束の地に住み、同じ約束されたものを共に受け継ぐ者であるイサク、ヤコブと一緒に幕屋に住みました。・・・この人たちは皆、信仰を抱いて死にました。約束されたものを手に入れませんでしたが、はるかにそれを見て喜びの声をあげ、自分たちが地上ではよそ者であり、仮住まいの者であることを公に言い表したのです。」
・キリスト者の生も同じであるとパウロは言う。
―ヘブル11:1「信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認することです。」


3.そのアブラハムでさえ、罪を犯す(10-20節)


・約束の地で最初に与えられたものは飢饉であった。それを彼は自分の力で切り抜けようとする。
―約束の地を離れてエジプトに食料を求めた(10節)。
―妻サラをエジプト王に献げることによって身の安全を図ろうとした(11-13節)。
・信仰の決断をした人も、危機に直面すると自分の判断に頼り、神に委ねない。イエスの弟子たちもそうだった。
―マルコ 8:31-33「イエスは、人の子は必ず多くの苦しみを受け、長老、祭司長、律法学者たちから排斥されて殺され、三日の後に復活することになっている、と弟子たちに教え始められた。・・・ペトロはイエスをわきへお連れして、いさめ始めた。イエスは振り返って、弟子たちを見ながら、ペトロを叱って言われた。『サタン、引き下がれ。あなたは神のことを思わず、人間のことを思っている。』」
・人間は約束を守らない、しかし神の約束は取り消されない。サラは救われ、やがてイサクを産む。
・この出来事を通してアブラハムは神の約束の確かさを学んでいく。
―ローマ 4:17-18「わたしはあなたを多くの民の父と定めたと書いてあるとおりです。死者に命を与え、存在していないものを呼び出して存在させる神を、アブラハムは信じ、その御前でわたしたちの父となったのです。彼は希望するすべもなかったときに、なおも望みを抱いて、信じ、「あなたの子孫はこのようになる」と言われていたとおりに、多くの民の父となりました。」
・実際に約束が成就したのは、それから500年後のモーセの時であった。
―申命記34:4主はモーセに言われた。「これがあなたの子孫に与えるとわたしがアブラハム、イサク、ヤコブに誓った土地である。わたしはあなたがそれを自分の目で見るようにした。
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